グループステージでの活躍から、大会を代表する注目選手のひとりとなっている。

　池田太監督率いるなでしこジャパンは、オーストラリアとニュージーランドで開催中の女子ワールドカップで決勝トーナメントに駒を進めた。グループステージを３戦全勝で終え、大会最多の11得点を挙げ、さらに無失点を保つなど、見事な成績でベスト16に進出している。

　グループステージ最終節で強豪スペインに４－０と見事に勝利し、日本の評価はより一層高まった。そのスペイン戦で先制点を含む２ゴールを挙げたのが、宮澤ひなただ。ザンビアに５－０と快勝した初戦でも先制点を含む２得点をマークしており、計４ゴールと得点ランク首位タイに立つ。

　決勝トーナメントの幕開けを前に、『World Soccer Talk』は８月４日、大会のこれからで注目すべき７選手をリストアップ。そのひとりに宮澤を選出した。

同メディアは「有望なヒナタ・ミヤザワは日本のブレイクしたスターだ」と報じている。

「その完璧な例となったのが、欧州の強豪スペイン戦での目を見開かせるようなパフォーマンスだ。日本がザンビアに５－０と大勝した試合でも２得点。コスタリカ戦はほとんどベンチに座っていたが、スペイン戦でまた２得点・１アシストをマークした」

【動画】強豪スペインを粉砕！宮澤ひなたが驚異の決定力で２ゴール

　World Soccer Talkは「ボールコントロールが素晴らしく、動きが予測不可能で、相手DFたちをしばしば驚愕させる」と続けた。

「その才能やスキル、加速ぶりは、目まぐるしい動きの同じ日本のアタッカー、カオル・ミトマと比較される。ミヤザワはここまでの大会で最もスキルのある選手のひとりだ。次のノルウェー戦がそれを証明するはずだ」

　今大会の活躍でさらなる飛躍が期待されている宮澤。昨季のプレミアリーグでブレイクした三笘薫との比較が、その注目度の高さを物語る。ノルウェー戦でもインパクトを残せるか、期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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