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インターハイでのさらなるブレイクに期待! 市立船橋の俊英SB佐藤凛音の目を見張る成長ぶり! 特筆すべきは“傾聴力”

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2023年07月27日

青森山田戦で圧巻プレーを披露

市立船橋の右サイドバック佐藤。今年に入ってから攻守にわたり、目覚ましい成長を見せている。写真:安藤隆人

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 インターハイが7月29日に開幕する。北海道の夏を彩るこの大会が行なわれる前に、どうしても紹介しておきたい選手がいる。

 それは市立船橋の右サイドバック、佐藤凛音だ。昨年からチームの主軸を担う佐藤の今年に入ってからの成長ぶりは目を見張るものがある。

 その成長ぶりを強烈なインパクトとともに見せつけたのが、プレミアリーグEAST第9節の青森山田戦(1-1)だった。スコアレスで迎えた前半35分、ボランチの峯野倖がライナーのロングボールを相手陣内右に送り込むと、そこに走り込んでいた佐藤が圧巻のプレーを見せる。

「ロングボールがきたときに、最初は相手のディフェンダーが競り合ってくるかなと思ったのですが、その場にステイする判断をしていたので、これだったら自分がボールを迎えにいってトラップをすれば抜け出せると思った」と、最初は落下地点に合わせてヘッドで競り合おうとしていたが、相手がこないのを把握すると瞬時に判断を変更。スペースに入り込むようなステップから、宙に浮いているボールを迎えにいく形で急加速した。
 
 狙い通り、相手の前に入ってトップスピードから大きくジャンプ。「相手もラインが深くなかったので、カバーがいないと判断した。ファーストタッチをうまくすることだけに集中していた」と、後方からライナーで届く難しいボールを、鮮やかな胸トラップでピタリと受け取ると、そこから着地をして一気にラインブレイクをし、ペナルティエリア内に侵入した。

「ここで変にパスやドリブルに切り替えたら奪われてカウンターを受けてしまう」と考えた佐藤は、そのまま迷わず右足を一閃。右アウトにかかったボールは、強烈な勢いでゴールネットに突き刺さった。

「多分、周りも驚いていると思います」と試合後に照れ笑いを浮かべたように、ストライカーを彷彿させるような驚愕のゴールだった。さらに第11節の横浜F・マリノスユース戦(3-2)でも、2-2で迎えた後半アディショナルタイム1分に右CKから劇的決勝弾をヘッドで叩き込むなど、攻撃面での成長は目覚ましいものがある。
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