ウィリアム・サリバ（アーセナル）が、CBの手本にしている選手を挙げた。英紙『Daily Mail』が伝えている。
22歳のフランス代表DFは、母国マルセイユで飛躍的な成長を遂げ、昨夏にアーセナルにレンタルバックすると、開幕からがっちりと定位置を確保。終盤に負傷するまで、守備の要として抜群の存在感を放ち、アーセナルの快進撃に大きく寄与した。
その影響力はチームメイトも認めており、エースのガブリエウ・ジェズスは優勝を逃した大きな要因にサリバの故障離脱を挙げ、「彼がプレーしている時は失点が少なく、プレーしていない時は（失点が）増える」と指摘したほどだ。
現在は同じく負傷でシーズンアウトした冨安健洋と共に順調に復帰するなか、インタビューに応じたサリバは、特にフィルジル・ファン・ダイク（リバプール）を参考にしていたと明かした。
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「今でも彼を見ているよ！」
「今でも彼を見ているよ！１対１でのクオリティ、冷静さ、落ち着き、そしてロングボールが本当に好きなんだ。全てを兼ね備えているし、僕にとって見習うべきディフェンダーだった。彼は２、３年の間、世界最高のディフェンダーだったと思う」
オランダ代表の主将ファン・ダイクは圧倒的なフィジカルで、世界最高峰のDFとして君臨。しかし、2020年に大怪我を負って以降は、全盛期の輝きを失い、衰えが指摘されているだけに、サリバも「２、３年」の期限付きで、「世界最高のディフェンダー“だった”」という表現になった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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