横浜F・マリノスの宮市亮が７月13日、マンチェスター・シティと戦う「Jリーグワールドチャレンジ2023」を中継する『Lemino』の取材会に出席した。

　宮市はアーセナル時代の2013年、地元・愛知で名古屋グランパスと対戦するなどし、相手側として日本ツアーを経験。田中マルクス闘莉王のハンドで獲得したPKをきっちり決め、凱旋ゴールも奪った。当時の印象を尋ねると、ファーストインプレッションとして飛び出したのは、まさかの「暑い」だった。

「日本ツアーに来て思ったのは、暑いっていうことなんで、多分それはマンチェスター・シティの選手たちも感じるところだと思います。あとはやっぱり食事とか。ヨーロッパでも日本食は人気ですし、実際、アーセナル時代、こっちに戻ってきた時も、みんなそういうものを楽しみにしていました。

　本当にマンチェスター・シティは隙のないチームですけど、彼らにとってこの暑さはだいぶ不利かなと。僕らは慣れているので、そこのアドバンテージは少しあるのかなと思います」
 

　18歳でアーセナル入りし、昨年12月に30歳となったハマのスピードスターは、「相手に合わせるんじゃなくて、せっかくの機会だから、ノーガードで打ち合うじゃないですけど、それぐらいの試合をしてもいいのかな」とも語った。

　稀代の名将ペップ・グアルディオラが率い、新世代の怪物アーリング・ハーランドを擁する欧州王者との対戦は、Jリーグの力を示す絶好の機会だ。

取材・文●有園僚真（サッカーダイジェストWeb編集部）

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