「これが終わる時なのかなって。自分の終わりを予感したシーンではありましたね」
宮市亮は昨夏、国内組で編成されたE-1選手権のメンバーに選出され、19歳で初招集された2012年以来、10年ぶりに日本代表カムバック。香港との第1戦で、同代表のブランク出場記録で戦後では奥寺康彦の3457日を上回るニューレコードを作った。
しかし、韓国との最終戦で悲劇が起こった。相手選手と接触し、右膝前十字靭帯断裂の大怪我を負ってしまったのだ。
「本当に自分自身、膝をもう1回やってしまったらやめようと、どっかで思っていて。それがあの時に来たかと、率直に。もちろん、もう1回ピッチに戻ろうとは思ったんですけど、やっぱり膝の音とか感覚で、あぁもう1回やってしまったなと、これが終わる時なのかなって。自分の終わりを予感したシーンではありましたね」
それでも懸命にリハビリを続け、5月下旬についに戦線復帰。6月10日の柏レイソル戦では、90+7分に決勝点を叩き込み、復活を印象付けた。ここから再びアピールを続け、日本代表帰り咲きも目ざすのか。宮市にずばり、今、抱える日の丸への思いを尋ねた。
【PHOTO】キラリと光る笑顔が眩しい!鮮烈カムバック弾直後に敢行した宮市亮インタビュー
しかし、韓国との最終戦で悲劇が起こった。相手選手と接触し、右膝前十字靭帯断裂の大怪我を負ってしまったのだ。
「本当に自分自身、膝をもう1回やってしまったらやめようと、どっかで思っていて。それがあの時に来たかと、率直に。もちろん、もう1回ピッチに戻ろうとは思ったんですけど、やっぱり膝の音とか感覚で、あぁもう1回やってしまったなと、これが終わる時なのかなって。自分の終わりを予感したシーンではありましたね」
それでも懸命にリハビリを続け、5月下旬についに戦線復帰。6月10日の柏レイソル戦では、90+7分に決勝点を叩き込み、復活を印象付けた。ここから再びアピールを続け、日本代表帰り咲きも目ざすのか。宮市にずばり、今、抱える日の丸への思いを尋ねた。
【PHOTO】キラリと光る笑顔が眩しい!鮮烈カムバック弾直後に敢行した宮市亮インタビュー
「正直、日本代表に選ばれる、選ばれないって、僕がコントロールできるところではないんで。僕が感じているのは、本当にもう1回サッカーができるようになって、ピッチに立てる、この喜び。日本代表ってものは後からついてくると思うので、まずは自分が現役であることに感謝しながら、日々楽しんでいくことで、そういうものが見えてくるかな。
あまり目標設定みたいなものはせずに、今を楽しんで、サッカーができていることを噛みしめながら、1日1日やっていけば。先を見ずに今やれることをやって、今を見て生きていきたいと思います」
あまり目標設定みたいなものはせずに、今を楽しんで、サッカーができていることを噛みしめながら、1日1日やっていけば。先を見ずに今やれることをやって、今を見て生きていきたいと思います」