横浜F・マリノスの宮市亮が７月13日、同23日のマンチェスター・シティ戦（国立競技場）を中継する『Lemino』の取材会に出席し、意気込みを語った。

　シティは新世代の怪物アーリング・ハーランドら、各国のスーパースターを擁し、昨シーズンはプレミアリーグ３連覇、悲願のチャンピオンズリーグ初制覇を含む、３冠を達成。史上最強とも言われる難敵だ。

　アーセナルでプロキャリアをスタートさせた宮市は、「自分たちが貫いている攻撃的なスタイルが、世界の王者にどれだけ通用するのか。個人的にも10年経った今、自分のスピードがどれだけプレミアリーグ、世界最高峰のチームに通用するのかが楽しみ」と目を輝かせる。

「どれだけ自分たちのスタイルが、世界のチームに通用するのだろうかと、視聴者は期待していると思いますし、やっぱりシティの世界最高峰の部分、組織としても、個人としても、本当に世界一の選手が集まっていて、個々のクオリティを楽しみにしていると思うので、白熱した試合を展開できればいいかなと。少年・少女、これからサッカー界を担っていく未来の子どもたちが、世界の選手たちから刺激を受けて、サッカー界が盛り上がってくれればいいかなと思います」
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　試合展開を問われた際には、点の取り合いになる、見応え十分の好ゲームを約束した。

「僕らもポジション率を高めてやってるチームですし、彼らもそういう戦いをしているチームなので、本当に蓋を開けてみないと分からないのかな。大方、シティのほうがポゼッション率が高い予想だとは思うんですけど、天候だったり、そういうのも関係してきますし、僕らとしては恐れずに。相手に合わせるんじゃなくて、せっかくの機会ですから、ノーガードで打ち合うじゃないですけど、それぐらいの試合をしてもいいのかなと思います」

　2019年に対戦した際、横浜は１－３で敗戦。当時、チームを率いていて、現在はトッテナムで監督を務めるアンジェ・ポステコグルー監督は「サポーターの皆さんもエキサイティングな、ワクワクしたゲームが観られたと思う。残念なのは、自分たちがたくさんチャンスを作ったなかで、決め切れなかったところ」と語っていた。

　互いにタイトルを増やして臨む今回は、決めるべきところで決め、４年前を超える興奮をサポーターへ届けられるか。

取材・文●有園僚真（サッカーダイジェストWeb編集部）

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