アーセナルのガブリエウ・ジェズスが、痛恨の優勝逸を振り返った。英メディア『talkSPORT』が７月６日付けで伝えている。
26歳のブラジル代表FWは昨夏に王者マンチェスター・シティから加入。新エースとしてアーセナルの快進撃を力強く牽引したが、カタール・ワールドカップで右膝を負傷し、３月まで長期欠場を強いられた。
その間はエディー・ヌケティアらが穴を埋め、補強したレアンドロ・トロサールもまずまずの活躍をしたものの、終盤に失速。圧倒的な強さを発揮したシティに逆転優勝を許した。
19年ぶりのプレミアリーグ制覇を逃した理由はいくつか考えられるが、G・ジェズスは守備の要であるウィリアム・サリバの離脱が大きかったと考えているようだ。「彼がプレーしている時は失点が少なく、プレーしていない時は（失点が）増える」と指摘した。
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カタールW杯で右膝を負傷し、３月まで長期欠場
「僕が負傷した時、エディーがとても上手く代わりを務めてくれた。それからレオ（トロサール）と契約した。僕らはペースを維持したけど、サリバが負傷してからは複雑だった。他のディフェンダーもグッドだ。でも、スタッツを見ると、彼がいた時は失点がかなり少なかった」
アーセナルでは、母国マルセイユで急成長を遂げてレンタルバックしたサリバや、G・ジェズスのほか、オレクサンドル・ジンチェンコや冨安健洋も一定期間離脱。やはり、重要な局面での計算できる選手の不在が痛手だった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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