７月20日、オーストラリアとニュージーランドで行なわれる女子ワールドカップ（W杯）が開幕する。
各国のメンバーも発表され、本番モードに突入するなか、英公共放送『BBC』はグループごとに出場国を紹介。ザンビア、コスタリカ、スペインとC組を戦う日本に関しては、こう伝えている。
「監督の池田太は、日本が優勝した2018年のU-20女子W杯で、すでに世界舞台での成功を味わっている。元浦和のDFは、日本のトップリーグでプレーしたあと、監督に転身した。2011年の女子W杯での日本の勝利について、池田は何を覚えているのだろうか？『家のテレビで見ていました。東日本大震災が起きたばかりだったので、そういう意味でもみんなに勇気を与えてくれた大会でした』」
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「日本の献身とコミットメントの象徴」
「スター選手」には、経験豊富な32歳、熊谷紗希を選出。「キャプテンであり、チャンピオンであり、日本の献身とコミットメントの象徴」と表現する。
「FWの岩渕真奈が落選したため、熊谷は今大会の代表の中で唯一、2011年のドイツ大会にも出場した選手である。彼女は当時、20歳の若さで優勝に貢献した。過去15年間、シニアレベルで母国を代表しており、2023年大会は４度目のW杯となる」
なでしこジャパンは2011年に初制覇を果たして以降、準優勝、ベスト16と徐々に頂から遠ざかっている。池田監督のもと、熊谷主将を中心に勇猛果敢な戦いを見せ、再び日本中に感動を与えられるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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