「スペースが空くのは分かっていた」
2023年7月2日に湘南をホームに迎えた試合で、横浜が4−1と快勝。文字通りのアタッキングフットボールで勝点3を掴み取った。この日のヒーローのひとりが、右サイドバックの松原健だろう。
前半6分、渡辺、藤田、エウベルと繋いだボールをトラップした松原はミドルレンジから右足を一閃。弾丸と呼ぶに相応しいシュートで先制点を決めたのだ。試合の流れを引き寄せる意味でも大きな一撃で、シュートのインパクトそのものも凄まじかった。
ミックスゾーンでこの先制弾について訊かれた松原は、「皆さんも驚かれているはずですが、僕自身が一番びっくりしています」と記者団の笑いを誘った。そうやって場を和ませたあと、なぜあそこでシュートを狙ったのか、そのあたりを説明してくれた。
「あの場面、エウベルが(左から)中に切り込んで来た時に(右サイド寄りの)スペースはどこと対戦しても空くのは分かっていたので、そこに僕らサイドバックは必ず入ることになっていました。トラップしてから前にスペースがあったのと、試合が始まってすぐだったのもあって、シュートを打って終わろうと思って。たまたま良いシュートになりました」
前半6分、渡辺、藤田、エウベルと繋いだボールをトラップした松原はミドルレンジから右足を一閃。弾丸と呼ぶに相応しいシュートで先制点を決めたのだ。試合の流れを引き寄せる意味でも大きな一撃で、シュートのインパクトそのものも凄まじかった。
ミックスゾーンでこの先制弾について訊かれた松原は、「皆さんも驚かれているはずですが、僕自身が一番びっくりしています」と記者団の笑いを誘った。そうやって場を和ませたあと、なぜあそこでシュートを狙ったのか、そのあたりを説明してくれた。
「あの場面、エウベルが(左から)中に切り込んで来た時に(右サイド寄りの)スペースはどこと対戦しても空くのは分かっていたので、そこに僕らサイドバックは必ず入ることになっていました。トラップしてから前にスペースがあったのと、試合が始まってすぐだったのもあって、シュートを打って終わろうと思って。たまたま良いシュートになりました」
実はあのシュート、松原に言わせれば「狙ってなかった」。
「コースを狙ったというよりは枠に飛ばそうというイメージで、それが良かったのかなと思います」
本人はそう言うが、確かな技術を備えていないとあれほどのシュートは打てない。エウベルのパスをもらう過程でのポジショニングを含め、シュートまでの一連の流れは日頃の練習があってこそのクオリティだったと言っていいだろう。
構成●サッカーダイジェスト編集部
【動画】松原健の強烈なミドル弾!
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「コースを狙ったというよりは枠に飛ばそうというイメージで、それが良かったのかなと思います」
本人はそう言うが、確かな技術を備えていないとあれほどのシュートは打てない。エウベルのパスをもらう過程でのポジショニングを含め、シュートまでの一連の流れは日頃の練習があってこそのクオリティだったと言っていいだろう。
構成●サッカーダイジェスト編集部
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