レスターからトッテナムに移籍したジェームズ・マディソンが、新天地での意気込みを熱く語った。

　現在26歳のイングランド代表MFは、母国の下部クラブで経験を積んだ後、2018年の夏にレスターに加入。プレーメイカーとして、フィニッシャーとして、エースのジェイミー・ヴァーディーらと共にチームを牽引した。ただ、2022-23シーズンは苦しい戦いを強いられ、２部降格の憂き目に遭った。

　心機一転、セルティックを率いていたアンジェ・ポステコグルーが監督に就任した新生トッテナムで再スタートを切るにあたり、マディソンは今の思いをこう明かした。

「スパーズの選手になる感覚は、とてもエキサイティングなものだ。トッテナムの象徴である白いシャツを着て、鏡を見て…本当に良い気分だよ。自分も代理人も家族もみんな、僕の決断を本当に喜んでくれている。何度も言うように、早く試合に出たい」
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　ポステコグルー監督やダニエル・レビー会長ともすでに良好な関係を築いているようだ。

「このクラブにはハングリー精神を感じるよ。ここに来て、クラブや人々、その全てを感じている。とても幸せだ。とにかく早く始めたい。監督やダニエルと話した。監督との会話はとても重要だった。彼がどうしようとしているのか、少し未知数な部分もある。だから、きちんと話をして、考えや今シーズンのスパーズをどう見ているのかを聞けた」

　目標を問われると、「『もっともっと』と飢えている。より大きく、より良く。だからさっきも５回くらい、早く試合に出たいと言ったんだ。それが僕のハングリー精神だ」と回答。再び胸の高まりを強調した。

「トッテナム・ホットスパーのファンに、ジェームズ・マディソンがプレーする姿を早く見せたい。最高の自分を見せるのが待ちきれないよ。いつも簡単にはいかないだろうし、他と同じように大変だろうけど、僕はハングリーだ。今の自分を表現するのにぴったりの言葉だよ」

　とにかくハングリーなニューカマーは、リーグカップを制した2007-08シーズン以来、16年ぶりのタイトル獲得に導けるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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