川崎フロンターレは６月21日、タイ代表MFチャナティップのパトゥム・ユナイテッドFC（タイ）への完全移籍を発表した。

　チャナティップは、2017年にタイのムアントン・ユナイテッドFCから、北海道コンサドーレ札幌に加入。2018年にはJ１リーグで30試合・８ゴールを活躍を見せ、東南アジア出身選手で初のJリーグベストイレブンに輝いた。

　2022年には川崎へ完全移籍。しかし、なかなか出場機会を得られず、今シーズンもリーグ戦16試合終了時点で２試合のみの出場にとどまっていた。
 

　チャナティップは移籍にあたり、クラブを通じて以下のようにコメントを発表した。

「この度、BGパトゥム・ユナイテッドFCに完全移籍することになりました。川崎フロンターレの選手になった日から、ファン・サポーターの温かい応援がとてもうれしかったですし、感謝しています。フロンターレに加入してから長い時間は経っていませんが、フロント、強化部、監督、コーチングスタッフ、選手のみんなと良い関係を築けたと思っていますし、皆さんにサポートしていただいたことに感謝しています。

　チャナは今シーズンの途中でフロンターレの選手を卒業しますが、川崎フロンターレの歴史にチャナの名前が刻まれていることを誇りに思います。このフロンターレで選手として戦えたことを、とても光栄に思っています。これからは、川崎フロンターレのファンの一人として応援していきたいと思いますし、目標であるJリーグチャンピオン奪還を応援しています。頑張ってください！」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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