新潟戦から導入した3バックが、この日も機能
[J1第17節]横浜FC 0-0 浦和/6月11日/ニッパツ三ツ沢球技場
Jリーグは6月11日、J1第17節の6試合を各地で開催。ニッパツ三ツ沢球技場では横浜FC対浦和レッズが行なわれ、0-0で引き分けた。
【PHOTO】横浜FCの出場16選手&監督の採点・寸評。岩武は古巣相手に気迫のこもったプレー。指揮官は迷いのない采配
お互いにチャンスを作りながらも、フィニッシュであと一歩及ばず、最後までスコアボードは動かなかった。
15分、浦和の関根貴大が鋭い突破で敵陣ボックス内に侵入も、敵DFの果敢なディフェンスの前にクロスを上げられない。
25分、横浜FCの山下諒也が相手のミスを突いてゴール前に持ち運んだが、渾身のシュートはGK西川周作にキャッチされる。
後半も浦和の大久保智明、横浜FCの井上潮音がそれぞれ“得点の匂い”がするシュートを放つも、いずれもネットを揺らすには至らず。
勝利を手にできなかったが、貴重な勝点1を上積みした両者。共に暫定ながら、横浜FCは最下位を脱出して16位に浮上し、浦和は4位に順位を上げた。
Jリーグは6月11日、J1第17節の6試合を各地で開催。ニッパツ三ツ沢球技場では横浜FC対浦和レッズが行なわれ、0-0で引き分けた。
【PHOTO】横浜FCの出場16選手&監督の採点・寸評。岩武は古巣相手に気迫のこもったプレー。指揮官は迷いのない采配
お互いにチャンスを作りながらも、フィニッシュであと一歩及ばず、最後までスコアボードは動かなかった。
15分、浦和の関根貴大が鋭い突破で敵陣ボックス内に侵入も、敵DFの果敢なディフェンスの前にクロスを上げられない。
25分、横浜FCの山下諒也が相手のミスを突いてゴール前に持ち運んだが、渾身のシュートはGK西川周作にキャッチされる。
後半も浦和の大久保智明、横浜FCの井上潮音がそれぞれ“得点の匂い”がするシュートを放つも、いずれもネットを揺らすには至らず。
勝利を手にできなかったが、貴重な勝点1を上積みした両者。共に暫定ながら、横浜FCは最下位を脱出して16位に浮上し、浦和は4位に順位を上げた。
▼横浜FCのチーム採点「6」
シーズン後半戦へ向け、収穫と課題がはっきりした試合だった。
まずは収穫の守備。四方田修平監督が試合後「守備を安定して、失点を減らしながらゲームを進められるようにはなってきた」と振り返ったように、今季初勝利を奪った5月3日の新潟戦から導入した3バックが、この日も機能。
勝ちにはつながらなかったものの、身体を張った守備で相手に最後まで得点を許さず、最低限の勝点1を奪い取った。連敗を止めたことも含め、これはかなりポジティブな結果だったと言える。
一方の課題は、言うまでもなく、決定力。前半戦の17試合を終え、奪った得点はわずか13。1試合の平均が1点にも満たない。これでは勝てる試合も勝てない。
あまりにも少な過ぎる数字だ。この日もカウンターから何度かゴール前に迫ったが、最後まで浦和の強靭なCBコンビを崩せなかった。
守備のバランスはある程度、整った。あとは岩武克弥が「攻撃に移るところで、しっかり攻撃できたらいいですね」と言うように、攻撃のパターンをどれだけ増やせるか。
残留へ向け、決して避けて通れない道だけに、後半戦へ「点を取るというところ、そこにもしっかりフォーカスしながら戦っていきたい」と語る指揮官の手腕に期待したい。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文●垣内一之(スポーツニッポン新聞社)
【厳選ショット】互いに決定機を決めきれずスコアレスドロー…!|J1第17節 横浜FC 0-0 浦和
【PHOTO】ニッパツ三ツ沢球技場に駆け付けた横浜FCサポーターを特集!
シーズン後半戦へ向け、収穫と課題がはっきりした試合だった。
まずは収穫の守備。四方田修平監督が試合後「守備を安定して、失点を減らしながらゲームを進められるようにはなってきた」と振り返ったように、今季初勝利を奪った5月3日の新潟戦から導入した3バックが、この日も機能。
勝ちにはつながらなかったものの、身体を張った守備で相手に最後まで得点を許さず、最低限の勝点1を奪い取った。連敗を止めたことも含め、これはかなりポジティブな結果だったと言える。
一方の課題は、言うまでもなく、決定力。前半戦の17試合を終え、奪った得点はわずか13。1試合の平均が1点にも満たない。これでは勝てる試合も勝てない。
あまりにも少な過ぎる数字だ。この日もカウンターから何度かゴール前に迫ったが、最後まで浦和の強靭なCBコンビを崩せなかった。
守備のバランスはある程度、整った。あとは岩武克弥が「攻撃に移るところで、しっかり攻撃できたらいいですね」と言うように、攻撃のパターンをどれだけ増やせるか。
残留へ向け、決して避けて通れない道だけに、後半戦へ「点を取るというところ、そこにもしっかりフォーカスしながら戦っていきたい」と語る指揮官の手腕に期待したい。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文●垣内一之(スポーツニッポン新聞社)
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