トッテナムの元監督ハリー・レドナップが、サッカー界きってのタフネゴシエーターとして知られる同クラブのダニエル・レビー会長をジョークを交じえて皮肉った。英メディア『talkSPORT』が伝えている。
レドナップは６月11日に行なわれるサッカー・エイドを前に、元女子イングランド代表のエニオラ・アルコとともに取材に対応。そこでトッテナム時代を振り返り、まず元チェルシーのアリエン・ロッベンに興味があった事実を明かした。
「ロッベンと契約しようとしたんだ。なぜ実現しなかったのか？ 知らないよ。彼はどこか別のところに行ったんだ！」
そのうえで、チェルシーとはロンドンのライバルである点が問題なのではないかと考えたアルコから「両クラブが移籍ビジネスを行なった歴史があるのか」と問われると、敏腕会長の名を出し、冗談交じりにこう答えのだ。
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ケイン移籍は金額次第？
「そうそう、ダニエルはお金さえ貰えれば、誰に売ってもいいんだ。ダニエル・レビーは誰にでも売るよ。適切な価格を得られれば、自分の祖母だって売るだろう！」
レビー会長といえば、２年前に１億5000万ポンド（約210億円）以下の入札を断固拒否し、ハリー・ケインの移籍を阻止した“鉄壁ガード”ぶりが記憶に新しい。
今夏、大エースの退団が再び取り沙汰されているが、レドナップの言葉通りなら、ポイントは金額次第ということになりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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