「今年は成長できたシーズン。でも、来年につなげないと意味がない」

ベストヤングプレーヤー賞を受賞した浅野は、「今年自分としてはすごく成長できたシーズンだとは思います。ただ、来年につなげないと意味がない」と前を見据えた。 写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)
「2015Jリーグアウォーズ」が12月21日、都内にて行なわれた。広島の2年ぶり3度目のリーグ優勝に貢献し、ベストプレーヤー賞を受賞した浅野拓磨のコメントをお届けする。
浅野拓磨(広島/FW)
――ベストプレーヤー賞を受賞した感想は? 自信があったのでは?
「いや。そんなことはないですけど、ひとつの目標にしていたので、素直に嬉しいですね。最後まで自分の中では(賞の行方は)分かりませんでした。Jリーグでも僕らの年代で活躍している選手はたくさんいますから。僕自身、まずは『チームのため』というのを第一に考えてやって来たので、チームが優勝できたからこそこの賞をもらえたと思います」
――この賞を獲った時の家族の反応はどうでしたか?
「喜んでいましたね(笑)。僕自身、この賞の存在は知っていて、自分が獲るんだと口にしていましたし、親もそれを望んでいたので、少しは恩返しできたのかなと。(家族に)喜んでもらえることが自分としては一番嬉しいですから。これからも、自分が活躍している姿を見せて行きたいと思います」
――賞金の使い道は考えていますか?
「全然考えていないですけど……(苦笑)。家族がなにか使いたい時に使えるように貯金しておきます」
――弟さん(雄也)も大阪体育大でプレーしていますが、兄として自分が引っ張っていくんだという想いもあるのでは?
「弟もプロを目指してやっているので、兄貴が頑張っている背中を見せることができれば、刺激になると思うので、お互い刺激し合いながら頑張っていきたいですね」
――今季挙げたゴールのなかで、自身が選ぶベストゴールは?
「(第2ステージ3節の)浦和戦のゴールが、自分の成長につながったかなと。形どうこうではなく、チームとしてどうだったかを考えると、(0-1)で負けている状況で、流れを変えるゴールになったと思うし、あれは自信になる一発でした」
――チャンピオンシップ決勝第2戦の同点ゴールも素晴らしかったですよね。
「そうですね。あれも嬉しかったです。同じように負けている状況で、『自分が流れを変えるんだ』という強い気持ちで入りましたし、形としては浦和戦に似た感じだったなと。あの試合は家族も見に来ていて、その前の第1戦でゴールが取れずにすごく悔しかったんです。試合には勝ちましたけど、悔しくて全然寝られなかった。絶対に次は取ってやろうと思っていたので、その気持ちが結果につながって良かったです」
――今年は飛躍の年になりましたが、来年に向けての意気込みは?
「今年自分としてはすごく成長できたシーズンだとは思います。ただ、来年につなげないと意味がない。難しくはなると思いますけど、自信を持って、常に前を向いてプレーしていければなと。必ずぶち当たる壁はあると思いますけど、挫けず、ひたむきに、貪欲に頑張っていきたいです」
――来年はレギュラー取りと、ふた桁ゴールが目標?
「そうですね。そこがまずは目指すべきところだと思います。僕にはまだまだ目指すべきところがたくさんあるぶん、頑張れる。常に上を目指して、まずはスタメンを取ってチームの勝利に貢献すること。それがスタンダードでできるようになれば、ひとつ上に進めると思うので、日々100パーセントでやって行きたいです」
浅野拓磨(広島/FW)
――ベストプレーヤー賞を受賞した感想は? 自信があったのでは?
「いや。そんなことはないですけど、ひとつの目標にしていたので、素直に嬉しいですね。最後まで自分の中では(賞の行方は)分かりませんでした。Jリーグでも僕らの年代で活躍している選手はたくさんいますから。僕自身、まずは『チームのため』というのを第一に考えてやって来たので、チームが優勝できたからこそこの賞をもらえたと思います」
――この賞を獲った時の家族の反応はどうでしたか?
「喜んでいましたね(笑)。僕自身、この賞の存在は知っていて、自分が獲るんだと口にしていましたし、親もそれを望んでいたので、少しは恩返しできたのかなと。(家族に)喜んでもらえることが自分としては一番嬉しいですから。これからも、自分が活躍している姿を見せて行きたいと思います」
――賞金の使い道は考えていますか?
「全然考えていないですけど……(苦笑)。家族がなにか使いたい時に使えるように貯金しておきます」
――弟さん(雄也)も大阪体育大でプレーしていますが、兄として自分が引っ張っていくんだという想いもあるのでは?
「弟もプロを目指してやっているので、兄貴が頑張っている背中を見せることができれば、刺激になると思うので、お互い刺激し合いながら頑張っていきたいですね」
――今季挙げたゴールのなかで、自身が選ぶベストゴールは?
「(第2ステージ3節の)浦和戦のゴールが、自分の成長につながったかなと。形どうこうではなく、チームとしてどうだったかを考えると、(0-1)で負けている状況で、流れを変えるゴールになったと思うし、あれは自信になる一発でした」
――チャンピオンシップ決勝第2戦の同点ゴールも素晴らしかったですよね。
「そうですね。あれも嬉しかったです。同じように負けている状況で、『自分が流れを変えるんだ』という強い気持ちで入りましたし、形としては浦和戦に似た感じだったなと。あの試合は家族も見に来ていて、その前の第1戦でゴールが取れずにすごく悔しかったんです。試合には勝ちましたけど、悔しくて全然寝られなかった。絶対に次は取ってやろうと思っていたので、その気持ちが結果につながって良かったです」
――今年は飛躍の年になりましたが、来年に向けての意気込みは?
「今年自分としてはすごく成長できたシーズンだとは思います。ただ、来年につなげないと意味がない。難しくはなると思いますけど、自信を持って、常に前を向いてプレーしていければなと。必ずぶち当たる壁はあると思いますけど、挫けず、ひたむきに、貪欲に頑張っていきたいです」
――来年はレギュラー取りと、ふた桁ゴールが目標?
「そうですね。そこがまずは目指すべきところだと思います。僕にはまだまだ目指すべきところがたくさんあるぶん、頑張れる。常に上を目指して、まずはスタメンを取ってチームの勝利に貢献すること。それがスタンダードでできるようになれば、ひとつ上に進めると思うので、日々100パーセントでやって行きたいです」