焦った本多がバックパスを選択すると…
【J1リーグ14節】柏レイソル 1-1 ヴィッセル神戸/5月20日
24分に大迫勇也のゴールで先制したヴィッセル神戸が思わぬ形で追いつかれたのが、66分だった。
ビルドアップでボールを繋いでいると、自陣高い位置で左ウイングの汰木康也から落としのパスを受けた左SB本多勇喜のトラップがやや大きくなる。そこを柏のFW細谷真大に、素早いプレスで一気に距離を詰められた。
焦った本多は、後方にバックパスを選択。ボールはCBマテウス・トゥーレルの横を抜けていき、前方中央寄りに上がっていたGK前川黛也が必死に戻るも追いつかず、そのままゴールネットに吸い込まれた。
試合放映をしていた『DAZN』の桑原学アナウンサーは「何というオウンゴール!これだけ長い距離のオウンゴールは相当珍しいですよね」とコメントするほど、衝撃的な珍しいオウンゴールとなった。
試合後の取材エリアでGK前川は、「今日は今季で一番良くなかった」とゲームを振り返ると、失点シーンについては以下のように語った。
「シンプルに、相手のプレッシャーを受けて、選手たちの動きが合わなかった。決して一人のせいではないです」
24分に大迫勇也のゴールで先制したヴィッセル神戸が思わぬ形で追いつかれたのが、66分だった。
ビルドアップでボールを繋いでいると、自陣高い位置で左ウイングの汰木康也から落としのパスを受けた左SB本多勇喜のトラップがやや大きくなる。そこを柏のFW細谷真大に、素早いプレスで一気に距離を詰められた。
焦った本多は、後方にバックパスを選択。ボールはCBマテウス・トゥーレルの横を抜けていき、前方中央寄りに上がっていたGK前川黛也が必死に戻るも追いつかず、そのままゴールネットに吸い込まれた。
試合放映をしていた『DAZN』の桑原学アナウンサーは「何というオウンゴール!これだけ長い距離のオウンゴールは相当珍しいですよね」とコメントするほど、衝撃的な珍しいオウンゴールとなった。
試合後の取材エリアでGK前川は、「今日は今季で一番良くなかった」とゲームを振り返ると、失点シーンについては以下のように語った。
「シンプルに、相手のプレッシャーを受けて、選手たちの動きが合わなかった。決して一人のせいではないです」
前川はさらに、「(失点後は)そこまで悲観的にはなっていなくて、こういう時にチーム全体で冷静になって、しっかり戦うことが大事だと思っていた」とコメント。ただ、失点後の神戸は動きに連動性と正確さがなくなり、完全に柏に流れを掴まれて、むしろピンチを迎えるシーンが増加する。最終的には1-1のドローで試合を終えるのがやっとだった。
その意味ではやはり、本多のオウンゴールは試合の行方を左右する大きなワンプレーとなった。神戸はこの日の勝点1により14節終了時点でJ1首位に立っているものの、後味の悪さが残った。
取材・文●白鳥大知(サッカーダイジェストTV編集部)
【動画】神戸・大迫勇也の見事な先制ゴール!
その意味ではやはり、本多のオウンゴールは試合の行方を左右する大きなワンプレーとなった。神戸はこの日の勝点1により14節終了時点でJ1首位に立っているものの、後味の悪さが残った。
取材・文●白鳥大知(サッカーダイジェストTV編集部)
【動画】神戸・大迫勇也の見事な先制ゴール!