「J30ベストアウォーズ」で再脚光
「J30ベストアウォーズ」においてファン・サポーター投票で選ばれた「部門別ベストゴール」の中で、ヘディングシュート部門を受賞した選手が山岸範宏氏だ。2014年11月30日に行なわれたJ1昇格プレーオフ準決勝・磐田対山形戦で決めたシュートは確かに衝撃的だった。
1−1で迎えた後半アディショナルタイムの90+2分、このスコアのままなら決勝に駒を進めるのはレギュラーシーズンで山形よりも上位の磐田だった。しかし、ここで山形のGK山岸がまさに奇跡を起こす。
CKのチャンスを得ると、キッカーの石川竜也が鋭いボールをゴール前に蹴り込む。これをニアサイドで、しかもドンピシャのヘッドで合わせたのが山岸だった。首を捻って当てたボールはゴールに吸い込まれるかのような軌道を描きながら、ファーサイドのネットに突き刺さったのである。
1−1で迎えた後半アディショナルタイムの90+2分、このスコアのままなら決勝に駒を進めるのはレギュラーシーズンで山形よりも上位の磐田だった。しかし、ここで山形のGK山岸がまさに奇跡を起こす。
CKのチャンスを得ると、キッカーの石川竜也が鋭いボールをゴール前に蹴り込む。これをニアサイドで、しかもドンピシャのヘッドで合わせたのが山岸だった。首を捻って当てたボールはゴールに吸い込まれるかのような軌道を描きながら、ファーサイドのネットに突き刺さったのである。
その決定的瞬間を捉えた写真がこれ。殊勲者の山岸がボールの行方をしっかりと目で追っていることが分かる。
磐田戦での決勝弾でプレーオフ決勝に勝ち上がった山形は、勢いそのままに続く千葉戦を1−0と制し、見事にJ1昇格を果たしている。ちなみに、奇跡の活躍で一躍有名になった山岸は“山の神”と呼ばれた。
構成●サッカーダイジェスト編集部
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「 J歴代ベスト11」を一挙公開!
磐田戦での決勝弾でプレーオフ決勝に勝ち上がった山形は、勢いそのままに続く千葉戦を1−0と制し、見事にJ1昇格を果たしている。ちなみに、奇跡の活躍で一躍有名になった山岸は“山の神”と呼ばれた。
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