元イングランド代表FWクリス・サットン氏が、英紙『Daily Mail』でミッドウィークに開催されるプレミアリーグ第33節を独自の視点で展望した。

　何と言っても最注目は、首位のアーセナルと２位のマンチェスター・シティの直接対決だ。両者にとって絶対に落とせない大一番なだけに、事実上の決勝戦とも言える。

　アーセナルのエース、ガブリエウ・ジェズスも「僕らにとって、今シーズンで最も重要な試合だ」と並々ならぬ覚悟を示すなか、かつてプレミアリーグ得点王に輝いた実績を持つ50歳は、「３－１でシティの快勝」とズバリ予想した。

「この『プレミアリーグ決勝』の勝者はただ１人。全く容赦がなく、とんでもなく才能のあるシティだと私には思える。ペップ・グアルディオラは神童ミケル・アルテタを破り、熾烈なタイトル争いの主導権を握るだろう」

　もう１つ見逃せないのが、FAカップ準決勝で、マンチェスター・ユナイテッドとの死闘に敗れたブライトンと、19位に沈むノッティンガム・フォレストの一戦だ。傷心のシーガルズは、欧州カップ戦の出場権獲得に向け、確実に勝点３を奪えるか。

　サットン氏は「２－１でブライトンの勝利」と伝えた。

「ロベルト・デ・ゼルビ率いるブライトンは、FAカップ準決勝でPK戦に敗れ、傷ついている。（PKを失敗した）ソリー・マーチは特にそうだ。しかし、彼らは降格に向けて夢遊病者のような、奇妙なノッティンガム・フォレストに八つ当たりできる」
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　なお、プレミアリーグ第33節、全10試合のサットン氏のスコア予想は以下の通りだ。

４月25日（火）
ウルブス １－１ C・パレス
アストン・ビラ ２－１ フルアム
リーズ ２－１ レスター

４月26日（水）
N・フォレスト １－２ ブライトン
チェルシー １－１ ブレントフォード
ウェストハム ２－２ リバプール
マンチェスター・C ３－１ アーセナル

４月27日（木）
エバートン ０－２ ニューカッスル
サウサンプトン ２－１ ボーンマス
トッテナム １－３ マンチェスター・U

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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