北海道コンサドーレ札幌の西大伍が４月14日、自身の公式YouTubeチャンネルを更新。以前にゲスト出演した家長昭博との対談の未公開映像を公開した。

　２人は鹿島のレジェンド小笠原満男について語り合い、家長は「かっこよかったですよね、あの人」と笑顔を見せる。

　小笠原はイタリアのメッシーナへの期限付き移籍を挟み、鹿島一筋でプレー。西が「一つのチームにいるって凄い」と言えば、家長は「一つのチームにいて、あのオーラ出るの、凄いなと思う」と感嘆する。

　西は“イタリア後”の小笠原に言及。「帰ってきて、プレーが変わったって言ってました。もっとテクニカルな感じだったんだけど、フィジカル、ガツガツいかないとって思って。で、帰ってきてから（鹿島が）３連覇したんで」と振り返る。

　小笠原は2018年シーズン限りで現役を引退。家長は「辞める時、正直、俺ら他チームからしたら『え？ 辞めた…』みたいな」と驚いたようだ。

「辞めるでっていう告知があってから辞めたんじゃなくて、急に辞めておらんくなったけど。あれはなんか予兆はあったの？ クラブとか、周りも。辞めるらしいよ、とか」
 

　そう問われた西は「ないかもね」と答え、「それ（辞める時期）をたぶん伸ばして、できるだけやる、とかいう選手ではないじゃないですか。あと、引退試合とかも絶対やらないですね」と語る。

　さらに、小笠原がほとんどサインをしないエピソードも明かされる。

「（ユニホームに）サインしたのを昔、売られたらしいんですよ。それ以来もう、しないって。でも、ACLで優勝した帰りに、（決勝第２レグが行なわれた）イランまで来てた人たちには書いてた」

　当時の逸話を西が話すと、家長は「そこは、鬼の小笠原さんでも仏になった」と独特の表現でリアクションした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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