現地時間４月11日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）準々決勝の第１レグで、マンチェスター・シティ（イングランド）は、バイエルン・ミュンヘン（ドイツ）と本拠地エティハドで対戦。３－０の圧勝で、リーグ王者同士のビッグマッチを制した。

　流れを大きく引寄せたのが、中盤の一角で先発したロドリだ。スコアレスで迎えた27分、巧みな切り返しから利き足とは逆の左足を一閃。芸術的なミドルシュートをゴール左隅に叩き込み、先制点をもたらした。

　今シーズンの公式戦46試合中、チーム最多の43試合に出場している26歳のスペイン代表MFにとって、これが待望のCL初ゴールとなった。

　英公共放送『BBC』によれば、鮮烈なゴラッソでスタンドを熱狂させたロドリは試合後、「我々にとって素晴らしい結果であると同時に、チームのプレーぶりも素晴らしかった。僕にとって今日の鍵は守備面だった。非常に上手く対応できたと思う。僕らは相手を倒す方法を理解していた」と、満足気にコメント。そのうえで自身の得点についてはこう語った。
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「チャンピオンズリーグで初ゴールを決められたのは、僕にとってとても特別だった。あの時、我々は苦戦していた。彼らは偉大で、素晴らしいチームだからね。時には、80％のポゼッションを持てないと理解することもある。そのなかで僕らは３得点した。４得点することもできたとはいえ、素晴らしい結果だ」

　悲願の欧州制覇に向け、４強入りへ大きく前進した。しかし、ロドリは「終わったとは思っていない。彼らは良いチームだ。自分たちのパフォーマンスには満足しているけど、試合に勝つために努力しなければならない」ときっぱり。圧倒的なアドバンテージを持って臨む、19日の第２レグを前に、気の緩みは一切ない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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