本来はボランチだがDFで出場機会
[J1第7節]柏1-0鹿島/4月9日/三協フロンテア柏スタジアム
試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、土屋巧は仰向けになってピッチに倒れ込み、ようやく掴み取った今季初勝利に両拳を握りしめた。直後には足が攣り、立田悠悟に右足を伸ばしてもらった。それだけハードに戦い、全力を出して戦い抜いたのだ。
【PHOTO】柏の出場13選手&監督の採点・寸評。エースの風格が漂う細谷。今季初出場の松本は出色の働き
土屋は本来ボランチの選手である。ただ、最終ラインの選手層が薄いというチーム事情と、開幕から勝てていない経緯も手伝って、5節の広島戦から3バックのセンターでの出場機会が巡ってきた。
土屋にポジションを奪われる形になった立田は「ツッチー(土屋)は練習からしっかり取り組んでいるし、そういう選手は応援したくなる。自分も負けないぞという気持ちになった」と土屋から良い刺激をもらったことを打ち明けていた。
試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、土屋巧は仰向けになってピッチに倒れ込み、ようやく掴み取った今季初勝利に両拳を握りしめた。直後には足が攣り、立田悠悟に右足を伸ばしてもらった。それだけハードに戦い、全力を出して戦い抜いたのだ。
【PHOTO】柏の出場13選手&監督の採点・寸評。エースの風格が漂う細谷。今季初出場の松本は出色の働き
土屋は本来ボランチの選手である。ただ、最終ラインの選手層が薄いというチーム事情と、開幕から勝てていない経緯も手伝って、5節の広島戦から3バックのセンターでの出場機会が巡ってきた。
土屋にポジションを奪われる形になった立田は「ツッチー(土屋)は練習からしっかり取り組んでいるし、そういう選手は応援したくなる。自分も負けないぞという気持ちになった」と土屋から良い刺激をもらったことを打ち明けていた。
土屋のそれまでの努力が実った出場のチャンスであり、サブやメンバー外だった土屋にとっては、自分の立ち位置を変える大きなチャンスが訪れた。土屋も、それをよく理解していた。
「プロサッカー選手として生き残るのに、ここが自分の分岐点だと思っています。転がってきたチャンスを掴むか、掴まないかで変わると思うので、しっかりこのチャンスをモノにしたい」
だが結果がついてこない。土屋がクリアしようと必死に伸ばした足にボールが当たり、コースが変わってゴールへ吸い込まれる、あるいは相手選手の目の前にこぼれ、それが失点へと繋がってしまう。
全力でプレーをしても報われない状況に、メンタル的には相当厳しい日々を送っていたことだろう。
【PHOTO】熱狂日立台!春の夜風と共に声援で今季初勝利を呼び込んだ、柏レイソルサポーター!
「プロサッカー選手として生き残るのに、ここが自分の分岐点だと思っています。転がってきたチャンスを掴むか、掴まないかで変わると思うので、しっかりこのチャンスをモノにしたい」
だが結果がついてこない。土屋がクリアしようと必死に伸ばした足にボールが当たり、コースが変わってゴールへ吸い込まれる、あるいは相手選手の目の前にこぼれ、それが失点へと繋がってしまう。
全力でプレーをしても報われない状況に、メンタル的には相当厳しい日々を送っていたことだろう。
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