新指揮官の熱いスピーチが話題だ。

　J２清水エスパルスは４月３日、ゼ・リカルド監督の契約解除に伴い、秋葉忠宏コーチの新監督就任を発表。５日には、新体制の初陣となるルヴァンカップのグループステージ第３節・湘南ベルマーレ戦が行なわれた。

　試合前には秋葉新監督が、アウェーのレモンガススタジアム平塚に駆けつけたサポーターへ挨拶。メガホンを使って、スタンドに向かって熱い言葉を発した。

「皆さん、平塚の遠い地まで今日もありがとうございます。こういうチーム状況にもかかわらず、本当に、来てくれている皆さんの気持ちや想いや声というのは、めちゃくちゃ選手に届いています。こないだの甲府戦しかり、ホームの群馬戦しかり、選手の心には必ず届いていますので、ちょっとピッチで結果こそでていませんけども、こういう時だからこそ、よりひとつになって、今日も彼らにはみんなの気持ちを届けますんで、それを背負ってしっかりと我々と戦ってください。

　それをパワーに変えるように選手たちにも伝えますので、必ず今日、変わった姿、最後の最後まで戦う、走る、ゴールに向かう姿を見せますので、是非、今日も熱く、力強い応援をよろしくお願いします。今後もよろしくお願いします」
 

　清水はその様子を公式ツイッターにアップロード。フォロワーからは「監督自ら話すことは大事」「他サポからみても素晴らしい」「激アツ動画」「本当に良い監督」「カッコよすぎる」「やっぱ熱いなー」「試合結果どうこうより、これ見て胸が熱くなった」といった声が上がった。

　試合は１点が遠く、０－３の敗戦。欲しかった勝利は手にできなかったが、秋葉監督は試合後、最後までボールを追い続けた選手たちの姿勢を「誇らしく思った」と称賛した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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