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屈辱の南米予選敗退から再起へ!コロンビアメディア、1勝1分のアジア2連戦に手応え!ハメスの後継者にも目途「将来の10番」

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2023年03月29日

「アジアでの試合はあらゆる観点でポジティブだった」

コロンビアは日本、韓国と戦ったアジアシリーズを無敗で終えた。写真:サッカーダイジェスト/JMPA代表撮影

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[キリンチャレンジカップ]日本1-2コロンビア/3月28日/ヨドコウ桜スタジアム

 第二次森保ジャパンの2戦目、日本代表はコロンビア代表と相まみえた。開始3分で三笘薫が打点の高いヘッドで先制点を奪うも、33分にジョン・デュラン、61分にラファエル・ボレにそれぞれ被弾。痛恨の逆転負けを喫した。

 一方、4日前に韓国相手に0-2から、ハメス・ロドリゲスとホルヘ・カラスカルのゴールでドローに持ち込んでいたコロンビアは、今回のアジアシリーズを1勝1分とした。

 この2戦の結果を踏まえ、同国のメディア『GOL Caracol』は「5つのキーポイント」と題した記事を掲載。「アジアでの試合はあらゆる観点でポジティブだった。ネストル・ロレンソ監督は結論を導き出し、将来の招集理由を見出せた」と伝えたうえで、以下の5つを挙げた。

「新戦力の起用」
「ケビン・カスターニョの台頭」
「存在感を示すストライカー」
「未来の10番、ホルヘ・カラスカル」
「前半の失点」
【PHOTO】日本代表のコロンビア戦出場17選手&監督の採点・寸評。先制弾の三笘は動き回って攻撃の中心に
 詳細な説明を見ていくと、4つ目の「カラスカル」については、現10番でコロンビアの象徴ハメスが日本戦ではベンチ外となったなか、「臆せずボールを要求すれば、ゴール前に顔を出し、欲望と欲求を持って先発した。クオリティが高く、将来は我々のナンバー10 になれるだろう」と絶賛した。

 最後の「失点」に関しては、「コーチングスタッフは、前半に失点が続いている点を見直す必要がある。韓国戦では2点ビハインドからスタートし、日本戦でも開始3分で同じ出来事が起きた」と指摘。屈辱の南米予選敗退に終わったカタール・ワールドカップのリベンジに向け、注文を付けた。

 ロレンソ監督は前日会見で、森保ジャパンは「ワールドカップで強豪国相手に素晴らしい活躍を見せた」と称え、「自分たちが今どれくらいの位置にいるのかを知る絶好の機会になる。我々はチームを作っている途中で、若い選手たちを起用しているが、ぜひ彼らと共に勝利を収めたい。明日は私たちにとって、とても良いテストになる」と語っていた。

 コロンビアはその言葉通り、勝利を掴んだのに加え、ハメス不在のオプションにも着手。十分、合格点の得られるテストになったはずだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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