デ・ラ・フエンテ監督の初陣では32歳のホセルが大活躍
ペナルティーエリア内での攻防が弱点と指摘されて久しいスペイン代表において、ルイス・デ・ラ・フエンテ新政権下で重要な役割を演じそうなのが、GKはケパ・アリサバラガ(チェルシー)とウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)、CFがホセル(エスパニョール)、イアゴ・アスパス(セルタ)、ボルハ・イグレシアス(ベティス)の3人だ。
ケパはデ・ラ・フエンテ監督の初陣であるノルウェー戦で、ウナイ・シモンの怪我による招集外にも乗じて先発出場。前線ではアスパスがスタメンを飾ったが、81分に投入されたホセルが2ゴールを挙げ、チームの勝利(3-0)に貢献した。
ケパはデ・ラ・フエンテ監督の初陣であるノルウェー戦で、ウナイ・シモンの怪我による招集外にも乗じて先発出場。前線ではアスパスがスタメンを飾ったが、81分に投入されたホセルが2ゴールを挙げ、チームの勝利(3-0)に貢献した。
面白いのは、両ポジションとも各選手の出身クラブが同じである点だ。ケパとウナイ・シモンは名GKの宝庫として知られるアスレティック・ビルバオ出身で、ホセルとアスパスはセルタのカンテラ出身だ。また、今回ジェラール・モレーノ(ビジャレアル)の負傷により代替招集されたイグレシアスも、2013-2014シーズンから4年間はセルタBでプレーし、ゴールを量産している。
粒揃いの集団で、ペドリやガビなど将来性豊かな若手が多い一方、ワールドクラスのタレントに乏しいのが昨今のスペインサッカーの実情で、代表チームはその写し鏡になっている。新生ラ・ロハが飛躍を期すには、中堅クラブ出身の選手たちの活躍が欠かせない。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
粒揃いの集団で、ペドリやガビなど将来性豊かな若手が多い一方、ワールドクラスのタレントに乏しいのが昨今のスペインサッカーの実情で、代表チームはその写し鏡になっている。新生ラ・ロハが飛躍を期すには、中堅クラブ出身の選手たちの活躍が欠かせない。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部