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【採点寸評|浦和】勝負強さを発揮して、一気に逆転! キープレイヤーを抑え込んだ守備の安定感は抜群[J1第5節浦和2-1新潟]

カテゴリ:Jリーグ

野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

2023年03月19日

後半は相手の反撃を許さず、逃げ切って3連勝

【警告】浦和=小泉(68分) 新潟=D・ゴメス(83分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】酒井宏樹(浦和)

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 3月18日にJ1第5節が各地で開催。浦和駒場スタジアムでは浦和レッズ対アルビレックス新潟が行なわれ、2-1で前者が勝利した。
【PHOTO】浦和の出場15選手&監督の採点・寸評。強烈な同点弾など好守で大活躍の酒井。岩尾はピンチを未然に阻止
 先制したのは新潟。10分、新井直人のクロスを収めた太田修介が右足を一閃。強烈なボレーを突き刺した。

 対する浦和は35分、伊藤敦樹の縦パスを起点にペナルティエリア内での混戦を経て、こぼれ球に反応した酒井宏樹が右足のシュートをゴールに突き刺し、同点に追いつく。

 さらに45+2分、右CKを新潟の舞行龍ジェームズに弾かれるが、この浮いたボールに明本考浩が左足の鮮やかなボレーで合わせて逆転弾。その後、後半を通じて安定した戦いを見せ、新潟に反撃を許さなかった浦和が、逃げ切って3連勝を飾った。
 
▼浦和のチーム採点「6.5」
 相手のゴラッソで先制されて、ペースを失う展開となったが、前半のうちに盛り返して逆転。後半は相手に大きなチャンスを作らせず、点差以上の良い内容で勝利を収めた。

 守備では、伊藤敦樹を中心に上下から素早く囲んで、新潟の攻撃のキープレイヤーである伊藤涼太郎を抑え込んだ。試合後、伊藤涼に「何もさせてもらえなくて」と語らせるほど、見事に完封した。また、伊藤涼に対して厳しくマークしつつ、ほかの選手にもしっかりと対処。試合を通じて、安定感が目を引いた。

 攻撃では、新潟の速い寄せに苦しむ場面も見られたが、相手の運動量が落ちた30分以降に流れを掴むと、勝負強さを発揮して一気に逆転に成功した。

 一方、後半のシュート数はわずか2本に終わっており、マチェイ・スコルジャ監督はビルドアップの改善に言及。3連勝でも浮かれる様子は見られなかった。

取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

【PHOTO】雨の駒場で声援を送り続けた浦和レッズサポーター!

【厳選ショット】明本考浩の豪快ボレー逆転弾が炸裂!!|J1第5節 浦和2-1新潟
 
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