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【採点寸評|京都】持ち味の堅守と縦に速い攻撃で勝利を掴む。指揮官は選手の姿勢を評価[J1第4節 湘南0-2京都]

カテゴリ:Jリーグ

野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

2023年03月13日

攻守がかみ合ってきた印象

【警告】湘南=山下(90+3分)京都=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】木下康介(京都)

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 3月12日にJ1リーグ第4節が各地で開催。レモンガススタジアム平塚では湘南ベルマーレ対京都サンガF.C.が行なわれ、2-0で京都が勝利した。
【PHOTO】京都の出場15選手&監督の採点・寸評。値千金の先制弾を挙げた木下を最高評価。最多38回のスプリントを記録したのは…
 試合が動いたのは後半。55分、アウェーの京都が先制点を挙げる。右サイドを突破した白井康介がクロスを入れると、木下康介がニアで合わせてネットを揺らす。

 さらに京都は74分に加点。相手のCKを弾き返すと、カウンターを発動。最後はパトリックのクロスから山田楓喜が冷静にフィニッシュした。

 その後も湘南の反撃をシャットアウトした京都が連勝を達成。敗れた湘南は、今季初の黒星となった。
 
▼京都のチーム採点「6.5」
 お互い、攻撃のビルドアップ時にショートパスをつながず、GKがロングボールを蹴り合う展開のなかで、持ち味の堅い守備と速い攻めを発揮して勝利を掴んだ。前節のFC東京戦に続く2-0で、今季初の連勝を飾った。

 守備では、町野修斗らを擁する強力な攻撃陣に対して、粘り強く献身的に対応。ボールは握られたものの、危険なエリアに侵入を許す回数は少なかった。また、相手の決定機をGK若原智哉がビッグセーブで防いだ。

 攻撃では、チャンスの回数自体は多くなかったものの、縦への速さの意識付けが感じられた。木下康介と山田楓喜が決めたゴールは、ともに素早い攻めが起点となり実ったものだった。

 試合後に曺貴裁監督は、先制後に2点目を取りに行く姿勢があると、選手の姿勢を高く評価。攻守がかみ合ってきた京都、今後の戦いに期待が高まる一戦となった。

取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

【PHOTO】応援で連勝を後押しした京都サンガF.C.サポーター

【厳選ショット】木下康介と山田楓喜のゴールで2発完封!リーグ戦2連勝を飾る|J1第4節 湘南0-2 京都
 
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