「正直、どこに行っても活躍できる」
世界最高峰のプレミアリーグで活躍するのがどれほど困難なことか、鄭大世は解説業を通して次のように感じている。
「プレミアリーグは別格。強さ、アジリティ、強度、丁寧さ、いわゆる個の力がひしめき合っている。世界中の凄い選手たちが集まっているのがプレミアリーグ」
だからこそ、「その中で、『三笘』という個がここまでスーパーなパフォーマンスを見せているのは信じられない」。そんな思いを抱く鄭大世は、三笘の魅力についてこう説明している。
「三笘の場合はボールを持ったら(ドリブルで)ゴーという感じで、観ている側からすると分かりやすい。日本人の個の力が世界で通用する日が来た、それを痛感させられますね」
「(FAカップの)リバプール戦のゴールは、なんなら気持ち悪い。凄すぎて。相手があれだけ押し寄せている中であんな繊細なタッチができるのは信じられない」
「プレミアリーグは別格。強さ、アジリティ、強度、丁寧さ、いわゆる個の力がひしめき合っている。世界中の凄い選手たちが集まっているのがプレミアリーグ」
だからこそ、「その中で、『三笘』という個がここまでスーパーなパフォーマンスを見せているのは信じられない」。そんな思いを抱く鄭大世は、三笘の魅力についてこう説明している。
「三笘の場合はボールを持ったら(ドリブルで)ゴーという感じで、観ている側からすると分かりやすい。日本人の個の力が世界で通用する日が来た、それを痛感させられますね」
「(FAカップの)リバプール戦のゴールは、なんなら気持ち悪い。凄すぎて。相手があれだけ押し寄せている中であんな繊細なタッチができるのは信じられない」
ただ、2月11日のクリスタル・パレス戦(1−1)に続き、同18日のフルアム戦(0−1)で、三笘は無得点。持ち前のドリブルでチャンスを作るシーンも少なく、相手に対策されている印象を受けた。ひとつの壁にぶつかりつつある現状だが、鄭大世曰く「その壁を超えた選手がプロサッカー選手として軌道に乗る」。
鄭大世の見解では、ドリブルはもちろん周りの味方の使い方が上手いのが三笘というアタッカーだ。ドリブルにこだわらず、シンプルに預けてワンツーで抜け出すなど、プレーのレパートリーが豊富。三笘はユーティリティなドリブラーで、そういうプレースタイルは「ビッグクラブのほうが生きる」(鄭大世)。
ここにきてビッグクラブへの移籍も囁かれる三笘だが、果たしてどこが理想の新天地なのか。そう問いかけると、鄭大世は「もう完全にアーセナルでしょ」と即答した。
「相手を押し込んで、サイドから仕掛けるスタイルでは完全にアーセナル。どの試合を見ても相手がベタ引きじゃないですか。そういうシチュエーションで存在感を示せるのが三笘の凄さ。正直、どこに行っても活躍できると思いますよ。マンチェスター・シティでも、リバプールでも、チェルシーでも」
いずれにせよ、まだ伸びしろがある三笘がここからどんなパフォーマンスを披露するのか。ビッグクラブへの道を切り開けるかは、今後の活躍次第だろう。
構成●サッカーダイジェストTV編集部
【動画】鄭大世が三笘の凄さと課題を独自視点で炙り出す