「涙をこらえながらプレーするのに必死でした」
バンクーバー・ホワイトキャップス FC(カナダ)への完全移籍が決まった横浜F・マリノスのGK高丘陽平が2月18日、自身のインスタグラムを更新。横浜に対する感謝を長文で綴った。
高丘は横浜FC下部組織出身の26歳。2014年にトップチームに昇格し、その後、サガン鳥栖でのプレーを経て2020年に横浜へ完全移籍で加入した。昨シーズンは守護神として、チームで唯一リーグ戦全試合に出場。3年ぶり5度目のJ1制覇に貢献し、自身も年間ベストイレブンに選出された。
高丘は自身のインスタグラムで、数枚の思い出の写真とともに、決断理由や感謝の思いを発信した。
高丘は横浜FC下部組織出身の26歳。2014年にトップチームに昇格し、その後、サガン鳥栖でのプレーを経て2020年に横浜へ完全移籍で加入した。昨シーズンは守護神として、チームで唯一リーグ戦全試合に出場。3年ぶり5度目のJ1制覇に貢献し、自身も年間ベストイレブンに選出された。
高丘は自身のインスタグラムで、数枚の思い出の写真とともに、決断理由や感謝の思いを発信した。
「この度アメリカ・MLS に所属するカナダのバンクーバー・ホワイトキャップス FC へ完全移籍することになりました。 シーズン開幕を直前に控えたタイミングでの移籍となってしまった事、たくさんの方々にご迷惑をおかけした事、本当に申し訳ありません。そして、2023 シーズンの僕のユニフォームをご購入いただいた方々に対しても、本当に申し訳なく思います。
横浜 F・マリノスに来てからの2年3か月の間、本当に言葉では表す事ができないほどの素晴らしい経験をたくさんさせていただきました。もちろん良い時ばかりではなく、悪い時もありましたが最高の仲間に囲まれて一緒に乗り越えて成長する事ができたと思っています。 加入直後はなかなか勝てずに難しい時期を過ごしましたが、たくさんの方々に支えていただき、少しずつ自分のプレーを出す事ができるようになっていきました。
そして試合ごとに少しずつ皆さんからの信頼を感じる事ができたことは、何物にも代えがたい素晴らしい経験でした。シゲさん、哲さん、そしてGKグループと共に練習した時間が僕を成長させてくれました。お二人からいただいたすべての指導が、僕の可能性を何倍にも広げてくれたと思っています。本当にありがとうございました。
僕のチャントを作っていただいた 2022 年ホーム広島戦。ウォーミングアップ時に鳥肌が立ち、涙をこらえながらプレーするのに必死でした。素晴らしい瞬間を皆さんに作っていただきました。本当にありがとうございました。
そして 2022 年、苦しみながらもみんなで勝ち獲った J1リーグ優勝は生涯忘れることのない最高の景色でした。このチームに来た時は、『自分がタイトルを獲りたい』そういう気持ちでしたが、『このチームに獲らせないといけない』という気持ちに変わっていきました。 ただ、逃してしまったタイトルも在籍期間の中でいくつもあり、自分の力不足を痛感しました。本当に申し訳ない気持ちです。
自分が少年時代から何度もスタジアムに足を運んで観に行っていた憧れのクラブ"横浜 F・マリノス"でプレーできた事、 本当に幸せで最高の時間でした。自分はF・マリノスの選手なんだと、朝起きて思うあの瞬間は特別なものでした。横浜F・マリノスでプレーする機会をいただいた事、再び地元横浜でプレーする機会をいただいた事、そして僕の可能性を信じてマリノスファミリーに迎え入れていただいた事、本当に感謝しています。ありがとうございました。
覚悟をもって、自分の決めた道を正解にできるようにやっていきます。まだまだ自分自身足りないものだらけで、なりたい自分には到底およびません。そのような中でも一歩一歩確実に進んで行く事で、いつの日か自分の目標、そして夢を叶えられるように、自分のすべてを懸けて戦ってきます。そして少しでも良いニュースを届けられるように頑張ってきます。
これからの横浜F・マリノスの更なる発展を願っています。 僕に関わっていただいたすべての皆さまに感謝いたします。 本当にありがとうございました」
この投稿には、かつて横浜でチームメイトだった日本代表FW前田大然(セルティック)も反応。「縦読みしてみたけど、なにもなかったわ!!!ふぁいと」とエールを送った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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横浜 F・マリノスに来てからの2年3か月の間、本当に言葉では表す事ができないほどの素晴らしい経験をたくさんさせていただきました。もちろん良い時ばかりではなく、悪い時もありましたが最高の仲間に囲まれて一緒に乗り越えて成長する事ができたと思っています。 加入直後はなかなか勝てずに難しい時期を過ごしましたが、たくさんの方々に支えていただき、少しずつ自分のプレーを出す事ができるようになっていきました。
そして試合ごとに少しずつ皆さんからの信頼を感じる事ができたことは、何物にも代えがたい素晴らしい経験でした。シゲさん、哲さん、そしてGKグループと共に練習した時間が僕を成長させてくれました。お二人からいただいたすべての指導が、僕の可能性を何倍にも広げてくれたと思っています。本当にありがとうございました。
僕のチャントを作っていただいた 2022 年ホーム広島戦。ウォーミングアップ時に鳥肌が立ち、涙をこらえながらプレーするのに必死でした。素晴らしい瞬間を皆さんに作っていただきました。本当にありがとうございました。
そして 2022 年、苦しみながらもみんなで勝ち獲った J1リーグ優勝は生涯忘れることのない最高の景色でした。このチームに来た時は、『自分がタイトルを獲りたい』そういう気持ちでしたが、『このチームに獲らせないといけない』という気持ちに変わっていきました。 ただ、逃してしまったタイトルも在籍期間の中でいくつもあり、自分の力不足を痛感しました。本当に申し訳ない気持ちです。
自分が少年時代から何度もスタジアムに足を運んで観に行っていた憧れのクラブ"横浜 F・マリノス"でプレーできた事、 本当に幸せで最高の時間でした。自分はF・マリノスの選手なんだと、朝起きて思うあの瞬間は特別なものでした。横浜F・マリノスでプレーする機会をいただいた事、再び地元横浜でプレーする機会をいただいた事、そして僕の可能性を信じてマリノスファミリーに迎え入れていただいた事、本当に感謝しています。ありがとうございました。
覚悟をもって、自分の決めた道を正解にできるようにやっていきます。まだまだ自分自身足りないものだらけで、なりたい自分には到底およびません。そのような中でも一歩一歩確実に進んで行く事で、いつの日か自分の目標、そして夢を叶えられるように、自分のすべてを懸けて戦ってきます。そして少しでも良いニュースを届けられるように頑張ってきます。
これからの横浜F・マリノスの更なる発展を願っています。 僕に関わっていただいたすべての皆さまに感謝いたします。 本当にありがとうございました」
この投稿には、かつて横浜でチームメイトだった日本代表FW前田大然(セルティック)も反応。「縦読みしてみたけど、なにもなかったわ!!!ふぁいと」とエールを送った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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