２月14日にJリーグは2023年シーズンの開幕に向け、『キックオフカンファレンス』を開催。ヴィッセル神戸からは、吉田孝行監督と共に、アンドレス・イニエスタが出席し、チームのさらなる成長について私見を述べた。
【布陣図】先発11人は誰だ!? J１全18クラブの開幕戦予想スタメン
　今シーズンで来日６季目のイニエスタ。これまでに獲得したタイトルは2019年の天皇杯のみだが、リーグ制覇など神戸がより高みに登るためには何が必要になってくるのか。スペイン代表やバルセロナで多くのタイトルを手にしてきた38歳の“マジシャン”は、まず去年までの総括を語る。

「自分が来てから、チームとして良い結果をたくさん残せてきたと思っています。昨シーズンの経験からは学びとらなければいけないことがある」

　それを踏まえて、今シーズンはいかに臨むか。

「チームは謙虚な気持ちで、目の前の試合に挑むこと。１試合１試合を戦っていくなかで、それを通して、何か大きなものを成し遂げていく。そういう謙虚な姿勢で、自分たちはやらなければいけないと思っていますし、そういった形で素晴らしシーズンにしていかなければいけない」
 

　謙虚なスタンスで、自分たちで掴み取っていく。

「サッカーにおいても、人生においても、与えられるものはないですし、自分たちが得るべきものを勝ち取っていかなければいけない。そういう姿勢をチームとして見せていければと思っています」

　輝かしいキャリアの持ち主だが、イニエスタはおごることなく、サッカーと真摯に向き合いながら、今シーズンも戦っていく。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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