今冬にウニオン・ベルリンからシュツットガルトに電撃移籍した原口元気は、新たにチームメイトになった遠藤航と伊藤洋輝と共に、ブンデスリーガ第19節のブレーメン戦で先発。新天地でのリーグ戦デビューを果たすと、チームは０－２で敗れたものの、自陣ゴール前で超人的なパフォーマンスを披露し、さっそく強烈なインパクトを残した。

　相手が左サイドからクロスを上げたのに対し、中盤から必死の戻りを見せた31歳のMFは、中央で待ち構えたアントニー・ユンクがボレーシュートを放とうとしたまさにその瞬間に、ジャンピング・スラインディングでクリア。アクロバティックに空中でボールをかきだし、間一髪でピンチを防いだのだ。

　ブンデスリーガの公式インスタグラムは10日、この超絶クリアをピックアップ。100点満点の絵文字と「This is pure class!（これぞ完璧な一流！）」という文言を添え、決定的瞬間を捉えた映像を公開すると、世界中のファンからも惜しみない賛辞が寄せられた。
【動画】当初は画角にさえ入っていなかった原口が…超人的なスーパーマンクリアをチェック！

「おい、彼はどこから走ってきたんだ？」
「長い間見てきた中で最高のスライディングだ」
「2023年のベストディフェンスはこれで決まり」
「美しい」
「Wow!! That is amazing!」
「Googleでスーパーマンと検索したら、ここに辿り着いた」
「日本代表に選んでほしかった」

　決意と覚悟を持って、優勝争いを繰り広げるウニオンから下位に沈むチームへ移った原口。その姿勢を体現する、気持ちの入ったファインプレーだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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