トッテナムやマンチェスター・ユナイテッドなどでプレーし、現在は英公共放送『BBC』で評論家を務めるガース・クルックス氏が、先週末に行なわれたプレミアリーグ第22節におけるベストイレブンを発表。勢いの止まらない三笘薫がFWとして名を連ね、ハリー・ケイン、マーカス・ラッシュフォードと共に３トップを形成した。

　25歳の日本代表アタッカーは、４日のボーンマス戦で、スコアレスで迎えた87分に左サイドからのクロスに渾身のジャンピングヘッド。GKが弾ききれない絶妙なコースに流し込み、直近のリバプール戦（FAカップ４回戦）に続いて、土壇場に決勝点を叩き込んだ。

　御年64歳のトッテナムのレジェンドは、選出に当たり、次のようにコメントしている。

「アメックス・スタジアムでリバプール相手に見せたあのパフォーマンスで、私の『今週のチーム』に選ばれなかったのは、実に不運であった。しかし今回は、ミトマの輝きがなければ、ボーンマスは試合から何かしら得ていたかもしれないので、彼を入れた。

　この日本代表選手は、1970年代に若き日のピーター・ウォードが現われて以来、私が見たブライトンの選手の中で最も刺激的だ。彼もまた、素晴らしいゴールを決めるコツを知っていた。ブライトンは今、まばゆいほどに素晴らしいフットボールをしていて、６位につけている。彼らがめまいを起こさないのが不思議なくらいだ」
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　なお、今回選出された11人は以下の通りだ。

GK
ダビド・デ・ヘア（スペイン／マンチェスター・U）

DF
ナイエフ・アグエルド（モロッコ／ウェストハム）
ジェームズ・ターコウスキ（イングランド／エバートン）
クレイグ・ドーソン（イングランド／ウルブス）

MF
エメルソン・ロイヤル（ブラジル／トッテナム）
ルベン・ネベス（ポルトガル／ウルブス）
アマドゥ・オナナ（ベルギー／エバートン）
テテ（ブラジル／レスター）

FW
マーカス・ラッシュフォード（イングランド／マンチェスター・U）
ハリー・ケイン（イングランド／トッテナム）
三笘薫（日本／ブライトン）

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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