現地時間２月１日に開催されたスコットランドリーグの第24節で、日本人６選手が在籍する首位のセルティックは、４位のリビングストンとホームで対戦した。

　古橋亨梧、前田大然、旗手怜央が先発し、今冬に加入した小林友希と岩田智輝はベンチスタートに。今シーズンいまだ出番がなく、ポステコグルー監督から事実上の戦力外通告を受けた井手口陽介はメンバー外となった。

　立ち上がりから押し込むセルティックは、29分に試合を動かす。旗手からペナルティエリア内でパスを受けたテイラーが、左足での強烈なシュートで鮮やかにネットを揺らした。

　この先制点で勢いに乗ると、直後の33分に前田がエリア内で相手のクリアを上手く身体に当ててゴールに押し込み、あっという間にリードを広げる。またしても泥臭さ全開のユニークなゴールを生み出した25歳の日本代表FWは、今シーズンの公式戦での得点数を昨シーズンと並ぶ８点とした。

　止まらないホームチームは、さらに45＋２分にオライリーの縦パスに反応した古橋が、相手DFを難なくかわし、冷静にフィニッシュ。リーグ得点ランキングで首位を走るエースの公式戦21（リーグ戦では18）点目で３－０として前半を終える。
 

　後半に入ってもセルティックが引き続きゲームを支配し、古橋らがチャンスを迎えるが、なかなか４点目は奪えない。

　75分にはこの日２度目の２枚替えを行ない、ここで古橋と旗手はお役御免に。代わりに前節にデビューを果たしたオ・ヒョンギュと、ターンブルを送り込む。

　そして85分には最後の交代枠でキャプテンのマグレガーに代え、岩田を投入。昨シーズンのJリーグMVPに輝いた25歳は、すでにカップ戦で新天地デビューを飾っていたなか、リーグ戦はこれが初出場となった。

　結局、後半はスコアが動かず、３－０でタイムアップ。セルティックは前半にサムライ戦士が関与して奪った３点で公式戦６連勝を収めた。前田はフル出場し、小林は２試合連続で出番なしに終わった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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