元日本代表FW三浦知良が１月29日、フジテレビ系の情報番組「ワイドナショー」に出演。自身の今後について語った。

　カズは昨シーズン、横浜FCから期限付きで加入したJFLの鈴鹿ポイントゲッターズでプレーし、今年１月26日、移籍期間満了に伴い退団。その後、横浜FCからポルトガル２部・オリベイレンセへの半年間のレンタル移籍が発表された。

　元日本代表FW前園真聖氏との対談で、ポルトガル挑戦が決まった今、前園氏から「まだずっと現役でやりますよね？」と訊かれたカズは、「分からないですよそれは」と率直な思いを述べた。
 

「今回、ポルトガルは６か月で、半年なんてあっという間だと思うんですよ。その後のことは決めていませんから、（オファーが）なかったら終わりだしね。どこかからオファーがあればまたやりたいと思う。でも、そのときに今みたいな情熱と野心みたいなものが６か月後にないとダメですからね」

　リーグ戦18試合に出場し、２得点を挙げた鈴鹿での昨季について、「サッカーは結果を出すのが本当に大変。去年の鈴鹿でも、順位的にも、自分の成績もそうですけど、上手くいっていないことのほうが多い」と満足のいかない１年間だったと振り返った。

　そのうえで、55歳のストライカーは「ただ、そのほかに得られたものがある」と成長に貪欲であり続ける姿勢を示した。

　最後に前園氏が「だからもう聞かないんですよ、いつまでに引退するとか」と言うと、カズは「そろそろかもしれないですよ。ずっと分からないじゃない」と返答。これに対し、前園氏は「分からないって言ってから、もう10年くらいやってきてますからね」と笑った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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