PK獲得シーンが、物議を醸している。
久保建英が所属するレアル・ソシエダは現地１月14日に開催されたラ・リーガ第17節で、地元のライバルであるアスレティック・ビルバオと対戦。バスク・ダービーに３－１で快勝を収めた。
主戦場の２トップの一角でスタメン出場した久保は37分、ダビド・シルバからボールを受けると、股抜きでDFをかわして得意の左足シュート。名手ウナイ・シモンのニアサイドを破るシュートで、２―０とする追加点を奪った。
【動画】股抜きからニアをぶち抜くゴラッソ！ユニホームを脱いで喜びを爆発させる久保
「軽い接触ではペナルティにならなかったはず」
議論となっているのが、２－１となって迎えた60分のシーンだ。ビリバオのミスを突いて、ペナルティエリア内に進入した久保は、敵CBジェライ・アルバレスに後ろから倒され、PKを獲得。ジェライには決定機阻止でレッドカードが提示され、このPKをミケル・オジャルサバルが決めた時点で勝負はほぼ決した。
ジェライはこの場面で、久保に対して「倒れるな」といった様子で詰め寄り激怒。また、試合後にビルバオのエルネスト・バルベルデ監督も怒りを露わにしている。地元メディア『deia』が伝えた。
「映像で見たが、私にとってそれはPKでも退場でも何でもない。非常に大きなPKだった。今シーズンはそのような軽い接触ではペナルティにならなかったはずだが、それでもまだあるという話について考えさせられる」
重要なダービーだっただけに、ビルバオ側の怒りは収まらないようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】倒れた久保建英にビルバオDFが詰め寄って激怒！ 敵将も怒りを露わにしたPK獲得シーン
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