• トップ
  • ニュース一覧
  • 元日本代表DF水本裕貴が19年間の現役生活に幕。“生死に関わる怪我”をした苦悩を振り返る、今後は「指導者の道にチャレンジしたい」

元日本代表DF水本裕貴が19年間の現役生活に幕。“生死に関わる怪我”をした苦悩を振り返る、今後は「指導者の道にチャレンジしたい」

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2023年01月15日

J1通算416試合に出場

相模原のDF水本が現役引退を発表した。写真:滝川敏之

画像を見る

 J3のSC相模原は1月15日、元日本代表DF水本裕貴の現役引退を発表した。

 水本は2004年にジェフユナイテッド千葉でプロキャリアをスタート。その後はガンバ大阪、京都サンガF.C.、サンフレッチェ広島、松本山雅FC、FC町田ゼルビアでプレーし、昨シーズンからは相模原に在籍。広島時代には3度のJ1制覇(2012年、2013年、2015年)に貢献した。

 また、2006年には日本代表に初招集され、同年10月に行なわれたガーナ戦でA代表デビュー。2008年には北京オリンピックの代表メンバーにも選出された。

 これまでJリーグで通算、J1で416試合、J2で65試合、J3で20試合に出場。19年間のプロ生活にピリオドを打つ決断をした水本は、相模原の公式サイトで以下のようにコメントを発表した。
 
「2022シーズンをもって引退することを決断しました。1993年のJリーグ開幕をTVで見てサッカーを始めてから30年経ちました。 高校を卒業して19年間プロ選手として闘い続けてこられたのは応援してくださったファン、サポーターの皆様、切磋琢磨したチームメイト、たくさんのことを学ばせてくださった監督、コーチ、素晴らしい環境を整えてくれたクラブスタッフのおかげだと感謝しております。 ありがとうございました。

 2011年に頭蓋骨骨折という生死に関わる怪我をしたとき当時8か月だった長女を抱きながらサッカーを諦めようと考えたこともあります。 2022年に顎を骨折したときは医師からすぐに引退した方がいいと伝えられました。それでもサッカーへの情熱とたくさんの方の支えのおかげで再びピッチに戻ってこられました。感謝の思いはどれだけ言葉を重ねても言い尽くせないほどです。

 遠征で家を空けることも多く次女には人見知りされたこともあります。練習後に身体をケアするため公園で遊びたい子ども達を連れていくのはいつも妻でした。24時間サッカー中心の生活に付き添ってくれた妻と学校行事にほとんど参加出来ず寂しい思いをさせてばかりだった2人の娘には本当に感謝しております。

 これからはサッカーを愛するものの1人として指導者の道にチャレンジしたいと思います。今まで本当にありがとうございました」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】際立つデザインがずらり! Jクラブの2023年シーズン新ユニホームギャラリー

【W杯PHOTO】まさにスタジアムの華! 現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介!
 
【関連記事】
「ミトマに1日中弄ばれた」三笘薫に完敗のイングランド代表DFに辛辣評価「何度も抜かれ、リバプールはその代償を払わされた」
「クボは退場になるべきではないのか」躍動した久保建英はイエロー2枚でレッドだった? スペイン紙が指摘した行為とは?「ルールでは…」
中村俊輔が期待している若手3人。久保建英のほか、1人は「会ったことがない」、もう1人は「ハードワークできてセンスもある」
元J1指揮官、元JFA技術委員長、元W杯戦士…。多士済々の監督がしのぎを削るJ3新シーズンに要注目!ビッグネームが集まる理由は?
新生・相模原が戸田和幸新監督と積み上げる新たな歴史。一新したチームで既存選手が受け継いでいくべき“諦め悪い姿勢”

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ