来るべき新シーズンに向けて、戦力補強やキャンプインなど、各クラブが着々と準備を進めている。いかなる陣容で新たな戦いに臨むか。本稿では、名古屋グランパスのポジション別最新序列をお届けする。
――◆――◆――
【GK】
今季もランゲラック、武田洋平の牙城は揺るがないところがあるものの、ベテラン２人にいつまでも頼ってばかりではいられないという想いが、今季のGKチームからは感じられる。
差し当たっては東ジョンと三井大輝の若手、そしてアカデミー出身の選手たちがベンチ入りできるだけの実力を蓄えることが2023年の課題で、楢﨑正剛アシスタントGKコーチの就任はそれゆえか。
山口素弘GMは、ランゲラックたちのメンタルケアにも期待をしていたが、その経験をより伝えてほしいのは20代の守護神候補たちのほうだろう。シーズンに対する不安はないが、“後輩”たちの突き上げは必須というのが、ゴール前の状況だ。
“後輩”たちの突き上げは必須
【DF】
３バック継続のなかで候補者は６人。十分な人数がいるうえに、クオリティの面でも今季は期待が持てそうだ。大きいのは野上結貴の獲得と、丸山祐市の復調。広島で長く３バックを経験し、ポゼッションでも力を発揮する前者は「昨季の戦いで確信を得たところがある」と名古屋のアグレッシブなスタイルへの適応にも自信を見せる。
昨季は負傷からのスクランブル復帰のところがあった丸山も、オフのクリーニング手術を経てコンディションの良さを感じさせるキャンプ序盤となっている。
ここに安定感抜群の中谷進之介と、昨年一本立ちした藤井陽也がポジションを争うという状況は非常に健康的で、逸材として評価の高い高卒新人の行徳瑛も光るものを見せている。負傷続きだった河面旺成も意欲十分で、ここに挙げた序列が一番当てにならないセクションかもしれない。
３バック継続のなかで候補者は６人。十分な人数がいるうえに、クオリティの面でも今季は期待が持てそうだ。大きいのは野上結貴の獲得と、丸山祐市の復調。広島で長く３バックを経験し、ポゼッションでも力を発揮する前者は「昨季の戦いで確信を得たところがある」と名古屋のアグレッシブなスタイルへの適応にも自信を見せる。
昨季は負傷からのスクランブル復帰のところがあった丸山も、オフのクリーニング手術を経てコンディションの良さを感じさせるキャンプ序盤となっている。
ここに安定感抜群の中谷進之介と、昨年一本立ちした藤井陽也がポジションを争うという状況は非常に健康的で、逸材として評価の高い高卒新人の行徳瑛も光るものを見せている。負傷続きだった河面旺成も意欲十分で、ここに挙げた序列が一番当てにならないセクションかもしれない。
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