なぜ同点弾を決めたクロアチアの名手は、PK戦後に歓喜の輪へ加わらなかったのか。茫然とする谷口と遠藤の元へ向かった理由【2022総集編】

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2023年01月10日

「難しくなるのはわかっていた」

PK戦勝利の瞬間、ペリシッチ(4番)が向かった先は…。(C)Getty Images

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 ついに年が明け、2023年となった。本稿では、2022年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回はカタール・ワールドカップで森保ジャパンに勝利したクロアチア代表のイバン・ペリシッチが、試合後に日本の選手たちの元へ行った理由を明かした記事を再掲する。

記事初掲載:2022年12月6日

―――◆――◆―――

 現地時間12月5日に開催されたカタール・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦で、日本代表は前回準優勝のクロアチアと対戦。延長戦を含む120分間で1-1と決着がつかず、PK戦で1-3と敗れた。

 4人目のマリオ・パシャリッチが蹴ったPKが決まった瞬間、クロアチアの選手たちは3本のキックを止めたGKドミニク・リバコビッチに駆け寄り、喜びを爆発させた。

 そんななか、茫然と立ちすくむ谷口彰悟と遠藤航の元へと駆け寄り、声を掛けた選手がいた。55分に見事なヘッドで同点ゴールを叩き込んだイバン・ペリシッチだ。
 
【動画】強烈なヘッドで同点ゴールを叩き込んだペリシッチ

 インテル時代は長友佑都と共闘し、現在はトッテナムでプレーする名手は、その行動についてこう語っている。母国メディア『SPORTNET』が伝えた。

「彼らはよく戦ったが、落胆していた。試合の最後に彼らを慰め、手を差し伸べて励ますのは普通のことだ。 これはフットボールと人生の一部なんだ」

 33歳のアタッカーは「ドイツとスペインを破った良いチームとの対戦が難しくなるのはわかっていた。僕たちはうまくプレーし、準々決勝進出に値した」と続けている。

 日本を破ったクロアチアは、ベスト4進出を懸けてブラジルと相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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