現地時間12月24日に開催されたスコットランドリーグ第18節で、複数の日本人選手が在籍する首位のセルティックは、５位のセント・ジョンストンとホームで対戦した。

　古橋亨梧、前田大然、旗手怜央が先発し、カタール・ワールドカップでクロアチアの３位入りに大きく貢献したユラノビッチが欠場したため、旗手は右SBに入った。一方、いまだ今シーズンの公式戦の出場がない井手口陽介は、先月に加入が発表されて来年１月からの登録となっている小林友希と共にメンバー外となった。

　リーグ戦10連勝中の昨シーズン王者は開始14分、果敢にゴール前に上がった旗手がペナルティエリア内から右足を一閃。強烈なシュートを叩き込み、幸先よく先制点を奪う。

　さらに18分には、左サイドからのクロスを古橋が上手くワンタッチで流し込み、あっという間にリードを広げる。

　勢いに乗ったエースは40分に、今度は右サイドからのクロスに合わせ、この日２点目をゲット。３日前にもネットを揺らした古橋は２戦３発で、今シーズン14点目。リーグ戦では得点ランキングトップの13点目となった。
 

　３－０で折り返すと、54分に旗手が絶妙なタイミングで抜け出し、冷静にフィニッシュ。古橋に続いて２ゴール目を決める。

　63分には３枚替えを敢行し、古橋と旗手に比べインパクトを欠いた前田は、ここで交代。そして１点を返されて迎えた68分に、古橋もギアクマキスと代わってベンチに下がる。

　その後、72分に旗手にハットトリックのチャンスが到来。ペナルティエリア右でラストパスを受け、左足で狙うが、惜しくも枠の右に外れる。

　試合はこのまま４－１で終了。サムライ戦士２人が大暴れしたセルティックが大勝で、リーグ戦の連勝を11に伸ばした。マン・オブ・ザ・マッチに輝いた旗手はフル出場している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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