大会16日目は、決勝トーナメント1回戦の2試合が開催される。
日本時間24時キックオフのカードが、日本対クロアチアの一戦だ。
日本はスペイン、ドイツという優勝候補相手にアップセットを成し遂げて、グループEを首位で突破した。いずれの試合も前半に先制を許しながら、後半に攻勢をしかけて逆転という展開で勝利を掴んだ。
その2試合で同点弾を決めた堂安、自慢のドリブル突破からいくつものチャンスを作り出した三笘ら、途中出場から流れを変えられる選手が多く控えている選手層が強みの一つだろう。森保監督が就任当初から掲げる「ベスト8」の目標を達成する舞台は整っている。
対するクロアチアは、1勝2分けの無敗でグループFを2位通過。第2戦のカナダ戦で攻撃陣が爆発して4ゴールを奪えば、引き分け以上で突破が決まる第3戦では守備陣が奮闘し、強力な攻撃陣を揃えるベルギーをゼロに抑えるなど、攻守でバランスの良さを発揮している。モドリッチ、コバチッチ、ブロゾビッチの世界屈指の中盤トライアングルを中心に、日本に立ちはだかる。