現地時間11月27日、カタール・ワールドカップ（W杯）グループステージ（E組）第２試合目で、日本代表はコスタリカ代表と対戦。押し気味に試合を進めるも、得点を奪えずにいると、81分にケイセル・フレールにワンチャンスをモノにされ、痛恨の失点。そのまま“ウノゼロ”で敗れ、２－１で劇的な逆転勝利を収めたドイツ戦から連勝とはならなかった。

　初戦でセンセーションを巻き起こし、乗りに乗っていただけに、「思わぬ結果」として受け止められるなか、イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は「日本がハラキリ、フレールがコスタリカを歓喜させ、ドイツは感謝」と見出しを打ち、「ライジングサンはもう沈んでしまったのか？」と伝えている。

「終了10分前、コスタリカが決着をつけた。ドイツはスペインに負けなければ、戦線に返り咲ける。このワールドカップの状況は、時に湾岸の潮流のように変化する。戦艦ドイツに勝った日本は、ラウンド16まで歩くはずのところでノックダウンされた。スペインに完膚なきまでに叩きのめされたコスタリカは、イタリア流のプレーで生まれ変わったのだ」
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　また、前半は「おそらくW杯で最も退屈なものだっただろう。そのため、レフェリーは１分しかアディショナルタイムを与えなかった」と指摘したほか、失点場面に関しては「コスタリカの数少ない前方へのアクションのなかで、吉田麻也の軽率なタッチがきっかけとなり、フレールが権田修一の届かないところへ絶妙なシュートを放った」と伝えた。

　ドイツ相手に金星を挙げたが、思わぬ躓きを見せた森保ジャパン。グループステージ突破が懸かるスペイン戦で死力を尽くすほかない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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