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「罰を受けるべきだった」虹色の腕章を着用しなかったイングランド&ウェールズ代表の主将に、ロイ・キーンが苦言「大きな間違いだ」

カテゴリ:国際大会

サッカーダイジェストWeb編集部

2022年11月22日

「カードを避けたいという気持ちは責められない」としながらも…

FIFAからの通達を受けたイングランド、ウェールズは虹色の腕章の着用を回避した。(C)Getty Images

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 イングランドなどヨーロッパ7か国が下した決断に、元アイルランド代表のロイ・キーンが苦言を呈した。

 現地時間11月20日に開幕したカタール・ワールドカップで、当初イングランドやドイツなど欧州7か国は、「One Love」と記され、虹色のハートマークが描かれたキャプテンマークを主将が身に着ける予定だった。

 この腕章は、同性愛者などへの差別反対を表現したもので、カタール国内での性的少数者への扱いに対する抗議を示す意図があるとされた。

 しかし、この動きに対して国際サッカー連盟(FIFA)がけん制。政治的なメッセージを禁止するという規定を盾に、着用した場合は即刻警告処分にするといった“通達”をし、これを受けた欧州各国は「One Love」の着用を見送った。

 事実、イングランド対イラン戦に登場したハリー・ケインは虹色ではない腕章でプレー。続くウェールズのガレス・ベイルも同様だった。
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 この“回避”に、キーンが言及。現地局『ITV』に出演した同氏は「最初の試合であの腕章をつけ、それがどんなものであれ罰を受けるべきだった」と失望を露わにしたという。英メディア『GiveMeSport』などが報じている。

「ケインはイエローカードを受けるかもしれないというリスクを追っていた。もちろん、こういった世界大会で警告累積の厳しいルールがあるので、カードを避けたいという気持ちは責められない。

 だが、もしイエローカードをもらっても、ケインやベイルが実行していたら、それは世界に対してどんなに力強いメッセージになったことだろう。出場停止を食らうのが嫌だったのだろうが、大きな間違いだったと思う。両選手とも、外部からの圧力や協会がどうであれ、信念を持ち、自らの考えであるならば、それを貫くべきだった」

 初の中東圏開催ということで様々な問題が浮上しているカタール大会。“場外”での火種は大会中もくすぶりつづけるのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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