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フェイスガードを付けない選択はなぜ?「不安を考えるのはもったいない」谷口彰悟が語る大舞台への覚悟

カテゴリ:日本代表

本田健介(サッカーダイジェスト)

2022年11月17日

カナダ戦で出番はあるか

カナダ戦へ向けて汗を流した谷口。初のワールドカップへ気持ちを昂らせている。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 11月23日にカタール・ワールドカップの初戦、ドイツ戦を控える日本代表は、最後の強化試合となるカナダ戦へ17日に臨む。

 カナダ戦を戦うためにカタール・ドーハから隣国のUAE・ドバイに移動した森保ジャパンだが、脳震盪から回復プログラムの途上にある遠藤航、左太ももに違和感のある守田英正はドーハで待機。さらに発熱の影響で三笘薫がチームに合流できておらず、森保一監督は負傷からの完全復活を目指す冨安健洋をカナダ戦では起用しないことも明言している。

 冨安が不在のなかで、CBとしてチャンスを得られるかもしれないのが、31歳での自身初のワールドカップへ気合いを漲らせている谷口彰悟だ。

 谷口といえば、Jリーグの最終節・FC東京戦で鼻骨を骨折。フェイスガードを着用してのプレーも注目されていたが、カナダ戦やワールドカップ本番での“バットマン誕生”はなさそうである。

「つけない方向でいきたいなと、本番でもつけるつもりはないかなと。そこはフェイスガードがどうこうではなくて、自分自身がスッキリやりたいというか、後悔したくないので、そういった意味でも自分がやりやすいようにやりたいです」
 
 フェイスガードの着用は怪我の再発防止などにつながるが、どうしても視野の確保が難しくなり、感覚的な問題もあるのだろう。大舞台で自分の持てる力をすべてぶつけたいという強い気持ちがあるからこその選択のはずだ。

 一方で怖さはないのか。その問いに谷口はこう答える。

「不安はないですね。接触があるポジションですし、相手の腕や頭が入ってくるシーンもあると思いますが、試合になれば気にせずできるのかなと。明日、やってみないと分からない部分はありますが、ここにきてそういうところをどうこう言うつもりはないというか、考えるのがもったいないくらいの大会なので、自分がスッキリやりたいです」

 CBとして相手FWと激しく攻防する姿をカナダ戦でも期待したい。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト特派)

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