攻撃陣に怪我人続出のマドリーは4-4-2で臨む。

パリSG対R・マドリー戦の結果&フォーメーション。

いつも通りイブラヒモビッチ(右)を軸に攻めたパリSGだが、カバーニ&ディ・マリアとの連動性があまりなく、やや手詰まりしていた。(C)REUTERS/AFLO
■ポイント1
いずれも崩しからフィニッシュが機能せず
故障中のベイル、ベンゼマ、ハメスが招集外となり、怪我明けのモドリッチもベンチスタートとなったR・マドリーは、基本形の4-2-3-1でもオプションの4-3-3でもなく、4-4-2を採用。パリSGは通常通り4-3-3を敷いてきたため、とくに中盤センターの“噛み合わせ”が悪く、序盤はボールをキープできずにやや苦しんだ。
ただ、4DFと4MFで守備を固め、2トップの局面打開に賭ける形で徐々にバランスを見出す。前半はポゼッション率こそ47%にとどまったが、相手の3本に対して10本のシュートを放った。しかし、崩しの局面はお世辞にも機能しているとは言い難く、25分にヘセが放ったシュート以外にビッグチャンスはなかった。
一方のパリSGは、イブラヒモビッチがいつものように頻繁に敵2ライン(DFとMF)間に下がってボールを受けるが、その後の展開がやや手詰まりで、11分にマテュイディが撃ったミドルが一番の決定機だった。
前半は両チームとも崩しからフィニッシュが機能せず、やや淡泊な展開となった。
いずれも崩しからフィニッシュが機能せず
故障中のベイル、ベンゼマ、ハメスが招集外となり、怪我明けのモドリッチもベンチスタートとなったR・マドリーは、基本形の4-2-3-1でもオプションの4-3-3でもなく、4-4-2を採用。パリSGは通常通り4-3-3を敷いてきたため、とくに中盤センターの“噛み合わせ”が悪く、序盤はボールをキープできずにやや苦しんだ。
ただ、4DFと4MFで守備を固め、2トップの局面打開に賭ける形で徐々にバランスを見出す。前半はポゼッション率こそ47%にとどまったが、相手の3本に対して10本のシュートを放った。しかし、崩しの局面はお世辞にも機能しているとは言い難く、25分にヘセが放ったシュート以外にビッグチャンスはなかった。
一方のパリSGは、イブラヒモビッチがいつものように頻繁に敵2ライン(DFとMF)間に下がってボールを受けるが、その後の展開がやや手詰まりで、11分にマテュイディが撃ったミドルが一番の決定機だった。
前半は両チームとも崩しからフィニッシュが機能せず、やや淡泊な展開となった。