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平畠啓史チョイス“至極の11人”| G大阪を救った東口はMVPにふさわしい。白井の献身性は感動的【J1月間ベストイレブン 10・11月】

カテゴリ:Jリーグ

平畠啓史

2022年11月09日

柏戦ではビッグセーブ連発

平畠氏がセレクトした10・11月のJ1月間ベストイレブン。MVPはG大阪の東口だ。(C)SOCCER DIGEST

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 芸能界屈指のサッカー通で、J1からJ3まで幅広く試合を観戦。Jリーグウォッチャーとしておなじみの平畠啓史氏がセレクトする「J1月間ベストイレブン」。見応えあるタイトルレース、熾烈な残留争いが繰り広げられた10・11月の栄えある11人はどんな顔ぶれになったか。MVPには、ガンバの守護神が選出された。

――◆――◆――

 GKはガンバ大阪の東口順昭。終盤4戦負けなし。4試合すべて無失点。G大阪の残留のドラマに東口の活躍は欠かせなかった。

 10月1日の柏レイソル戦ではビッグセーブ連発でチームを救う。21分、マテウス・サヴィオのミドルシュートに反応。そのこぼれ球に細谷真大がフリーで詰めていたが、東口はすぐに立ち上がり間合いを詰めてシュートを防いだ。

 66分には三丸拡のクロスにドウグラスのヘディングシュート。東口にとってはかなり至近距離からのヘディングシュートだったが、身体を投げ出して防いだ。

 G大阪の残留劇は柏戦の東口の好セーブがスタートさせたと言っても過言ではない。終盤のJリーグのなかで東口の存在感は際立っていた。
 
 DFは3人。右には京都サンガF.C.の白井康介。尋常ではない走力。目の前にスペースがあれば、どんなに長い距離でもスプリントを続ける。たとえ、それが試合終盤であっても彼は走ることをやめない。

 圧巻は最終節のジュビロ磐田戦のアディショナルタイム。こぼれ球に反応した伊藤槙人のシュートはゴール方向に飛んでいたが、その前に一度、守備対応していたにもかかわらず白井は反応して、ジャンプしながら足を延ばして、シュートを防いでみせた。白井の献身性は感動的でもある。

 ディフェンスの中央にはG大阪の三浦弦太。自陣で守る時間が多くなり、相手の攻撃を受ける時間も少なくはなかったが、しっかりと身体を張って相手の攻撃を跳ね返し続けた。G大阪の終盤の戦いのなかで東口や昌子源、そして三浦の守備力は欠かせないものとなった。

 もう1人はアビスパ福岡の湯澤聖人。タフに戦えて、身体も強い。そして、守備的な戦いで攻撃の枚数が少ないなかでも、運動量豊富に攻撃に加わり、下支えするだけでなく、アシストで攻撃にも貢献。湯澤のスタミナがアビスパを降格の危機から救った。
 
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