一度は代表引退を表明しながら、9月に電撃復帰も…
オーストラリアサッカー連盟は11月8日、カタール・ワールドカップ(W杯)を戦うオーストラリア代表のメンバー26人を発表。JリーグからはDFトーマス・デン(アルビレックス新潟)とFWミッチェル・デューク(ファジアーノ岡山)が選出された一方で、GKミッチェル・ランゲラック(名古屋グランパス)は選外となった。
ミッチの愛称で親しまれる守護神は、ドルトムント、シュツットガルト、レバンテなどを経て、2018年に名古屋に加入。以来、圧巻のパフォーマンスを見せるなか、今年の9月には、家族との時間を理由に一度は代表引退を表明しながら、「遠くから代表戦を見るのが辛かった」と電撃復帰。ただ、最終的に自身2度目のW杯参戦とはならなかった。
実績十分のランゲラック落選は、現地でちょっとした物議を醸すなか、グラハム・アーノルド監督は会見でこの話題に言及。「難しい決断だった。ネガティブな決断や選ばなかった選手よりも、ポジティブな部分、選んだ選手、このワールドカップがどれほどユニークなものになるか話したい」としつつも、以下のように言葉を絞り出している。
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ミッチの愛称で親しまれる守護神は、ドルトムント、シュツットガルト、レバンテなどを経て、2018年に名古屋に加入。以来、圧巻のパフォーマンスを見せるなか、今年の9月には、家族との時間を理由に一度は代表引退を表明しながら、「遠くから代表戦を見るのが辛かった」と電撃復帰。ただ、最終的に自身2度目のW杯参戦とはならなかった。
実績十分のランゲラック落選は、現地でちょっとした物議を醸すなか、グラハム・アーノルド監督は会見でこの話題に言及。「難しい決断だった。ネガティブな決断や選ばなかった選手よりも、ポジティブな部分、選んだ選手、このワールドカップがどれほどユニークなものになるか話したい」としつつも、以下のように言葉を絞り出している。
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「ミッチは素晴らしい男で、素晴らしいゴールキーパーだ。他の選手が怪我をした場合に備えて、(9月に)彼を代表チームに戻したんだ。結局のところ、ゴールキーパーの層が薄いからね。アンドリュー・レッドメイン、ダニエル・ブコビッチ、ミッチ・ランゲラックは若くないことを考えると、もっと若いゴールキーパーを育成する必要がある」
オーストラリア代表のW杯メンバーに名を連ねたGKは、ブコビッチ(37)、レッドメイン(33)、マシュー・ライアン(30)といずれも30オーバー。川島永嗣(39)、権田修一(33)、シュミット・ダニエル(30)が揃う日本代表と似たような年齢構成だ。
さらにその枠を争っていたのは、34歳のランゲラックとあって、指揮官はベテランGK陣の能力の高さは十分に認める一方で、若手から中堅の空洞化に頭を悩ませているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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