現地時間10月23日に行なわれたラ・リーガ第11節で、アトレティコ・マドリーは敵地でベティスと対戦。フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが２ゴールを挙げ、２-１で勝利を収めた。

　グリーズマンは54分に右CKのキッカーを務めると、左足を振り抜いたボールは直接ゴールに吸い込まれた。さらに71分、するりと相手DFの裏に抜け出してマテウス・クーニャのパスを受け、冷静に敵GKの股の間を抜くシュートを流し込んだ。

　84分にベティスMFナビル・フェキルの直接FKで１点差に詰め寄られたものの、逃げ切ったアトレティコは３位に浮上。指揮官のディエゴ・シメオネも上機嫌で試合後の会見に登場し、スコアラーを絶賛したと現地紙『MARCA』が伝えている。
【動画】グリーズマンの２発でアトレティコがベティスを撃破！ ハイライトでチェック

「ホームゲームで全勝していた相手に最後までリードを維持できた。良い試合になった。ゴールには力強さを感じたよ。グリーズマンがここまでコンディションを上げてくれて嬉しい。まるで退団する前の彼を見ているようだった。チームには彼のようなリーダーが必要だ」

　また『DAZN』のYouTubeチャンネルにゴールシーンを含めたハイライトが公開されると、日本のファンからも驚きの声が寄せられている。

　特にエースの躍動には「完全移籍後のグリーズマンが本当に凄すぎる」「やっぱりアトレティコはグリーズマンのチームなんよな」「やっぱアトレティコの顔はグリーズマンやで！」といった喜びの声が続々。そのほか、「ベティサーとしてはグリーズマンが鬼すぎだ」「ホアキン（・サンチェス）ちゃんと試合出ててんのすげえな」「グリーズマンの活躍が嬉しいと共に（ジョアン・）フェリックスの居場所の不安も募ってしまう……」といったコメントも見られた。

　バルセロナからの“出戻り”後、契約上の出場時間制限などでベンチウォーマーになることもあった元エースだが、完全移籍が成立した後は先発に復帰し、コンスタントに活躍している。今後のさらなる躍動に期待がかかる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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