Jリーグは10月23日、J２第42節の11試合を全国各地で開催した

　４位の熊本はホームで横浜FCと対戦し、壮絶な撃ち合いの末に３－４の黒星。杉山の２ゴールなどで一時は３－１とリードしたが、54分に小川、82分にガブリエウ、88分にM・ヒアンに決められて逆転を許した。なお、今季限りでの引退を表明している横浜FCの中村俊輔は今季初スタメン。キャプテンマークを巻き、60分までプレーした。

　５位の大分はアウェーで21位・琉球に０－１で敗戦。11分に琉球の清武のヘディング弾で先制された大分は、80分までに５人を交代して反撃を図ったが、最後まで得点を奪えなかった。

　６位の徳島は、敵地で８位の山形に０－３で敗れ去った。15分にディサロに左足で決められると、20分にはエウシーニョがこの試合２枚目のイエローカードで退場。さらに、58分にディサロ、90＋４分にもアウベスに得点を奪われた。

　また、７位の仙台は秋田と０－０のドロー。22位の岩手は甲府に０－２で敗れている。

　J２リーグ第42節の結果は以下の通り。 
 

▼10月23日開催分
秋田 ０－０ 仙台（ソユスタ）
山形 ３－０ 徳島（NDスタ）
水戸 ２－１ 群馬（Ksスタ）
大宮 ３－３ 長崎（NACK）
東京V ２－０ 岡山（味スタ）
甲府 ２－０ 岩手（JITス）
新潟 ２－１ 町田（デンカS）
金沢 ０－０ 栃木（石川西部）
山口 １－３ 千葉（みらスタ）
熊本 ３－４ 横浜FC（えがおS）
琉球 １－０ 大分（タピスタ）

　J２は全日程が終了し、2022年の最終順位が決定。前節の時点で確定していた優勝の新潟、２位の横浜FC、３位の岡山に続き、４位・熊本、５位・大分、６位・山形となった。

　この結果、J１参入プレーオフの１回戦は10月30日、岡山と山形、熊本と大分が、ともに前者のホーム開催で行なわれる。岡山と熊本は“引き分け以上”、山形と大分は勝利で、11月６日に予定されている２回戦に進む。

　また、21位は琉球、最下位の22位は岩手となった。両クラブは、J２ライセンスを保有しているチームがJ３で１位と２位で終えると、来季はJ３に降格する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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