• トップ
  • ニュース一覧
  • “2m”の超大型ストライカー木吹翔太。「もしかしたら大化けするかも」と指揮官も期待。泥臭く戦えるかがカギ【U-16代表】

“2m”の超大型ストライカー木吹翔太。「もしかしたら大化けするかも」と指揮官も期待。泥臭く戦えるかがカギ【U-16代表】

カテゴリ:日本代表

松尾祐希

2022年10月07日

5日のトルクメニスタン戦では2ゴール

ついに2mの大台に乗った木吹。規格外の高さはもちろん、テクニカルなプレーも売りのFWだ。写真:松尾祐希

画像を見る

 U-17アジアカップ予選を戦っているU-16日本代表は、10月3日の初戦でU-16フィリピン代表に3−0で勝利し、続く第2戦はU-16トルクメニスタン代表を7−0で下して2連勝を飾った。

 今予選で1位もしくは各組2位の上位6チームに入れば、来年5月に開催される本大会に出場できる。さらにそこで上位4チームに入れば、同年秋に行なわれるU-17ワールドカップ行きが決まるだけに、今予選は世界の扉を開く第一歩となる場だ。

 中1日の連戦となる今予選で2連勝を飾っている日本だが、侮れない相手が控えている。第3戦はU-16シリア代表、第4戦はホスト国のU-16ヨルダン代表と相まみえる。ヨルダンはU-16西アジア選手権のチャンピオンで、シリアは同大会で3位になった実力を持っている。

 中東らしいフィジカルの強さを活かした縦に速いサッカーを攻略するのは簡単ではなく、さらに日本のU-16世代は肉弾戦をあまり得意としておらず、8月のウズベキスタン遠征ではイランに1−3で敗北。デュエルの勝率も20パーセント前後に留まるなど、球際の勝負が課題となっていた。

 だからこそ、森山佳郎監督も、今予選のテーマのひとつに「泥臭く戦うこと」を挙げており、タフに戦う姿勢を選手たちに求めてきたのもそのためだ。

 まだまだ“ひ弱さ”は拭えないが、ヨルダンの地で恐れずに相手に立ち向かい、徐々にではあるものの戦える場面が増えてきた。しかし、次なる相手はシリア。今までの相手以上にフィジカルが強いだけではなく、相手は中3日で挑んでくる点を考えれば、コンディションも日本以上に整っていることが想定される。

 そうした点を踏まえ、切り札として期待したいのが、広島ユースに所属するFW木吹翔太だ

 ナイジェリアにルーツを持つストライカーの身長は、最近測った際には2メートルの大台に乗った模様。規格外のサイズを持つ男への期待は大きい。

 JFAアカデミー福島でプレーしていた昨年はボランチも務めていたとあって、足もとの技術を活かしたプレーや懐の深いボールキープが最大の武器。テクニカルなドリブルで相手を外すだけではなく、強烈なミドルシュートも持ち合わせており、ゴールを奪う術は多彩だ。
 
 そうしたプレースタイルを紐解いていくと、いわゆるターゲットタイプのFWではなく、1.5列目など引いた位置から自由に動くプレーを好む。そのため、肉弾戦の強さはまだまだ磨いている最中だ。

 だからこそ、アジアの戦いで活躍できるか否かは、指揮官がチームのテーマとしていた“泥臭く戦う”ことにある。先発フル出場を果たした5日のトルクメニスタン戦では鮮やかな個人技と巧みなボレーで2ゴールを決めたが、得点以外では当たり負けする場面もあり、イージーなパスミスやスタントプレーも目立った。自身の出来について本人もこう話す。

「縦パスに対して相手が強く当たってくるのは、分析の時点で言われていました。そこの判断を早くしようと思ったんですけど……。縦に入った時に(相手の)ボランチやCBが当たってきたので、サイドに出すかキープするしかできず、球際を厳しく来られてボールを失ったりした。ヒールパスも引っかかって、ずれてしまうことも多かった」

 そうした体験もアジアの舞台を戦っているからこそ味わえるモノ。2戦目までに得た経験をシリア戦で反映できれば、飛躍のきっかけを掴む可能性もある。

「ゴール前で余裕を持てるようになって、良いパフォーマンスができるようにしたい」とは木吹の言葉。「もしかしたら大化けするかもしれない。今のうちに刺激を与えておけば、もしかしたら、というのがある」と話す指揮官の期待に応えられるか。規格外のFWがアジアの戦いを通じてどのように変わっていくのか注目したい。

取材・文●松尾祐希(フリーライター)

【PHOTO】日本代表の歴代ユニホームを厳選写真で振り返り!(1992-2022)
 
【関連記事】
【ワールドカップ26人予想】最後の一枠に推したいのは…CFには復調の大迫勇也も必要だ
平日夕方に訪れた観客は1671人。なでしこフィーバーを知る熊谷紗希の決意「ピッチの上でやるべきことはたくさんある」
平日夕方に訪れた観客は1671人。なでしこフィーバーを知る熊谷紗希の決意「ピッチの上でやるべきことはたくさんある」
【U-21代表最新序列】国際経験豊富な田中がアンカー1番手。突き上げが乏しいインサイドハーフで復活が待たれるのは…
「可愛さの破壊力すげぇ」「セクシー」なでしこ岩渕真奈が眩いビキニ姿を披露! 熊谷紗希とバカンスを楽しむ様子が反響

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト いよいよ五輪開幕!
    7月10日発売
    パリ五輪特集
    U-23&なでしこ
    日本代表 選手名鑑
    男女出場28か国ガイド付き
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 完全保存版
    7月18日発売
    欧州王者はスペイン!
    EURO2024
    大会総括
    出場24か国の通信簿
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ