ソン・フンミンの復活が話題となった一戦は、レスターをさらにどん底へ突き落す試合となった。

　９月17日のプレミアリーグ第８節で、レスターはトッテナムに敵地で２-６と大敗した。２-２の同点で前半を終えたものの、後半立ち上がりに勝ち越し点を献上。さらに、59分から途中出場したソン・フンミンに73分からの14分間でハットトリックを許して敗れている。

　これでレスターは開幕戦で引き分けて以降、第２節から６連敗（第７節は延期）で最下位に低迷。白星はひとつもなく、特に守備は７試合で22失点と崩壊している。

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　当然、サポーターの怒りは計り知れない。ブレンダン・ロジャース監督への風当たりが強いことは言うまでもないだろう。英紙『Daily Mail』は、SNSで次のようにファンが指揮官を激しく批判していると報じた。

「ロジャース、頼むから出ていってくれ。もううんざりだ」
「もううんざり。ドレッシングルームは完全に終わり。どこに行っても、レスターはぼろぼろにされる」
「もうこのクソったれはふざけるな！ロジャースは今すぐ出ていけ！反対だというなら、すぐにフォローを解除してくれ。そしてふざけた夢を見続けていろ！」
「この大敗でロジャースがクビになるんじゃないかと疑っている。２試合で11失点は昇格チームでも十分に恥ずかしい。昨季のFAカップを制し（※実際はコミュニティシールド勝利）、欧州で準決勝を戦ったばかりのチームなら…」
「６連敗でロジャースがどうして生き残っているのか、本当に分からない。特にその連敗の仕方から、なおさらだ。守備がひどい。少し前進したけど、不十分だ。自信を完全に失っている。彼らは悪い選手たちじゃない。今でも自分はそう信じている」

　英衛星放送『Sky Sports』によると、ロジャース監督は試合後に「正直分からない」と、解任も覚悟している様子を見せている。

「（オーナーが）どのような決定を下しても、私はいつもそれを尊重する。オーナーは必要と思うことをするだろう」

2018-19シーズン途中に就任したロジャースの体制に終止符が打たれるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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