今季、マンチェスター・ユナイテッドに復帰したアントニー・マルシアルは、2人の元監督に不満があったという。ジョゼ・モウリーニョ、オレ・グンナー・スールシャールの両指揮官のマネジメントを批判したのだ。
米スポーツチャンネル『ESPN』がフランスでの報道を伝えたところによると、マルシアルは「ユニホームの背番号から始まったんだ」と、モウリーニョを非難した。
「バカンス中にメッセージがあり、レジェンドであるライアン・ギグスの番号だから11番に変更しないかと尋ねられた。それでギグスには最大の敬意を払っているけど、自分の9番を続けたいと答えたんだ。でもクラブに戻ったら、背番号は11になっていた」
さらに、「直接侮辱された。レアル・マドリー時代にカリム・ベンゼマに対してやったみたいに、メディアでちょっとしたフレーズを使って僕のことを話したんだ」と続けている。
「(2017-18シーズンの)前半戦で僕はチーム得点王だったのに、彼がアレクシス・サンチェスを獲得し、僕はあまり出られなくなった。ワールドカップのシーズンでもあったから、大きな代償となったよ。特にフランスが優勝したしね。僕もあそこにいるはずだったんだ」
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「僕はチーム得点王だったのに」
一方で、スールシャールについては「この2シーズンは定期的にケガを抱えてのプレーだった」と述べている。
「みんなは知らないけど、コロナのシーズン後、4か月にわたって僕は加速ができなかったんだ。スールシャールからは僕が必要だと言われた。それでプレーしていたんだ。僕のプレーでは加速ができないと非常に難しくなる。そして批判された。でも、監督はメディアに言わず、僕はかなりの期間でケガをすることになり、戻ってきたら終わり。もう僕がプレーすることはなかった」
フランス代表アタッカーは「不当だと思った」と怒りを露にした。
「チームのために犠牲を求められ、なのに背後できられる。僕にとって背信行為のようなものだ。大嫌いなんだよ。非難されることはあっても、僕は決して偽物じゃない」
今季も負傷で思うように出場できていないマルシアルは、復活を遂げられるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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