躍動した14番に賛辞が贈られている。
現地時間9月8日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第1節で、久保建英が所属するレアル・ソシエダがマンチェスター・ユナイテッドと敵地オールド・トラフォードで対戦。59分にブライス・メンデスがPKで奪った1点を守り切り、1-0で勝利した。
この試合で、とりわけ後半から躍動したのが久保だ。53分にFWアレクサンダー・セルロトにピンポイントクロスを供給すれば、56分にも、左サイドで2人を翻弄してセルロトを狙って鋭いクロス。これは敵DFリサンドロ・マルティネスに惜しくもクリアされる。
その1分後、今度はショートコーナーの流れから、右サイドから仕掛けた久保がマイナスのパス。これを受けたシルバのシュートがマルティネスのハンドを誘発してPKを獲得、これが決勝点となった。
【画像】ユナイテッドの新戦力アントニーと激しくマッチアップする久保建英
決勝のPK獲得に関与
64分にも鋭いシュートを放つなど、小さくないインパクトを残した久保をスペインメディアは賞賛。『MARCA』紙は、この怒涛の攻撃を見せた時間帯を「クボが牽引するラ・レアルが最高の時間を過ごした」と表現し、53分のチャンスメークについても「素晴らしいクロス」と称えている。
また『AS』紙も「クボの2回の華麗なアクションの後、コーナーキックが来て、再び日本人が主役となり、シルバがリサンドロのハンドでペナルティを引き起こした」と伝えている。
この約10分間、久保はまさに無双だった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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